ポタジェの距離適性を血統的な側面から集計

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ポタジェの距離適性を血統的な側面から集計

ディープインパクト産駒、友道康夫厩舎、金子真人ホールディングス、セレクトセールでの高額取引。

話題にならない要素が見当たらないポタジェですが、2020/01/06現在のキャリアは2戦1勝。

2戦目の内容からするとまだ話題が先行している感じでしょうか。

少し間隔をおいてむかえる2020年の初戦を前にBMSであるAwesome Againとの配合も含め集計して検証していきたいと思います。

2013/01/01から2020/01/05までに行われた23284レースの結果を元に集計しています

BMSがAwesome Againの勝ち馬、最高賞金額ランキング

BMSがAwesome Againという馬は集計期間中31頭。

代表格はポタジェの異父姉でもあるルージュバック。

G1レースを勝つことはできませんでしたが、重賞を4勝しています。

ただ、大舞台では力を発揮できない、そんな印象があります。

集計期間の関係で12戦1勝になっていますが、ローマンレジェンドはダートの重賞馬で2012年度ジャパンカップダートでは1番人気に支持されるほどの馬でした。

馬名 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
ルージュバック 18 6 33.3% / 44.4% 346485000
アーバンレジェンド 19 4 21.1% / 31.6% 50064000
ケイブルグラム 18 3 16.7% / 27.8% 42043000
エイシンアロンジー 17 3 17.6% / 64.7% 72214000
オーサムレジェンド 13 3 23.1% / 23.1% 28758000
エリティエール 10 3 30.0% / 40.0% 38813000
デンコウデア 16 2 12.5% / 25.0% 27493000
ローザノワール 12 2 16.7% / 25.0% 20424000
ボストンテソーロ 8 2 25.0% / 37.5% 16400000
レジェンディスト 5 2 40.0% / 60.0% 16500000
ローマンレジェンド 12 1 8.3% / 8.3% 96470000
マミーテイラー 10 1 10.0% / 20.0% 7000000
ディープジュジュ 9 1 11.1% / 11.1% 8100000
リサオブザナイル 6 1 16.7% / 16.7% 6250000
オーサムクイーン 5 1 20.0% / 20.0% 6000000
ポタジェ 2 1 50.0% / 100.0% 11062000

大物こそ出ていませんが、産駒が勝ち上がる割合は50%でした。

産駒の距離適性

適性をはっきりさせるため、ルージュバックとローマンエンパイアの実績は除外しています。

配合の組み合わせ次第なのでしょうけれども、結果をみれば76%がダートでの勝利となっています。

条件 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
ダ1800 64 10 15.6% / 28.1% 143225000
ダ1200 19 4 21.1% / 26.3% 35346000
芝2000 12 3 25.0% / 50.0% 46949000
ダ2100 10 2 20.0% / 20.0% 17250000
芝1800 8 2 25.0% / 37.5% 17600000
ダ1400 19 2 10.5% / 26.3% 26753000
ダ1900 6 2 33.3% / 33.3% 32606000
芝2200 8 1 12.5% / 62.5% 28371000
ダ1300 2 1 50.0% / 50.0% 5000000
ダ2500 1 1 100.0% / 100.0% 7000000
芝2400 17 1 5.9% / 29.4% 50012000
ダ1700 17 1 5.9% / 5.9% 40345000
ダ1600 12 0 0.0% / 0.0% 10150000
ダ1150 3 0 0.0% / 33.3% 3370000
ダ2400 2 0 0.0% / 0.0% 3500000
芝1200 11 0 0.0% / 0.0% 6220000
芝1400 9 0 0.0% / 22.2% 6550000
芝1600 8 0 0.0% / 12.5% 5350000
ダ2000 2 0 0.0% / 0.0% 1500000

ダート1800mの出走回数が圧倒的に多いのは、その条件が合っていると見込まれた馬が多かったということでしょう。

ディープインパクト×Awesome Againの相性

ケイブルグラム、エリティエールはポタジェの全兄弟です。

アムールレジェンド、セラミックロード は、ローマンレジェンドの弟ですが集計期間中は未勝利でした。

馬名 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
ケイブルグラム 18 3 16.7% / 27.8% 42043000
エリティエール 10 3 30.0% / 40.0% 38813000
ポタジェ 2 1 50.0% / 100.0% 11062000
アムールレジェンド 2 0 0.0% / 0.0%
セラミックロード 1 0 0.0% / 0.0%

ディープインパクト×Awesome Againの距離実績

合計7勝のうち、3勝が長距離のダート。

この組み合わせに脈のようなものがあれば1頭くらい第一線でやれる馬が出ても良さそうですが、現状ではポタジェに期待するしかなさそうです。

ただ、この傾向からいって短い距離への適性は期待できないのではないでしょうか。

条件 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
芝2000 5 2 40.0% / 60.0% 31075000
芝1800 6 2 33.3% / 50.0% 17600000
ダ2100 3 2 66.7% / 66.7% 12500000
ダ2500 1 1 100.0% / 100.0% 7000000
芝2400 9 0 0.0% / 11.1% 17243000
芝2200 3 0 0.0% / 33.3% 3000000
ダ2400 2 0 0.0% / 0.0% 3500000

Awesome Again産駒とその成績

集計期間中、Awesome Again産駒の競争データの集計は以下のとおりです。

馬名 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
フライングニンバス 16 2 12.5% / 31.3% 32314000
フローズンロープ 6 2 33.3% / 33.3% 13200000
ゼルク 8 1 12.5% / 12.5% 6220000
エーシンバリントン 7 0 0.0% / 14.3% 9334000
ハーランズワンダー 3 0 0.0% / 0.0%
オーセロワ 3 0 0.0% / 0.0%
リムーブザリミット 2 0 0.0% / 0.0%
マルターズアゲイン 1 0 0.0% / 0.0%

Awesome Again産駒の距離適性

ダートの短距離に結果が偏っています。

何処を切り取ってもさしたる成功の痕跡のような傾向は見当たりません。

条件 出走回数 1着 勝率/連対率 賞金
ダ1400 6 2 33.3% / 33.3% 13200000
ダ1800 13 1 7.7% / 15.4% 13394000
ダ1200 10 1 10.0% / 20.0% 14900000
ダ1000 4 1 25.0% / 25.0% 8900000
芝1200 5 0 0.0% / 0.0%
ダ1150 3 0 0.0% / 66.7% 8514000
ダ1700 2 0 0.0% / 0.0% 1440000
芝1800 1 0 0.0% / 0.0%
ダ2100 1 0 0.0% / 0.0% 720000
ダ1900 1 0 0.0% / 0.0%

まとめ

2020年度クラシックにおいて、すでにマイラプソディというエース格を擁する友道厩舎ですが、金子真人ホールディングスにはまだ抜きん出た馬はいません。

ポタジェはその候補です。

血統面における実績は少し不安な面もありますが、ディープインパクトを見出したオーナーが高額でセリ落とした馬です。

ダービー以降パっとしないワグネリアン。

すっかり評価を落としてしまったマカヒキ。

ディープインパクトの後継種牡馬がでてこない現状。
金子オーナーもポタジェの競争馬としての成功に寄せる期待には特別なものがあるのではないでしょうか。