ミッキーワイルドの距離適性を血統的な側面から集計

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ミッキーワイルドは現在5歳の牡馬。父ロードカナロアと同じく安田隆行厩舎。

ダート路線に転じてからは、戦績はとても安定しています。

ロードカナロアの初年度産駒なので、アーモンドアイとは同期になります。

産駒は芝で活躍する馬が多いなか、現状においてミッキーワイルドはダートで最も活躍しているロードカナロア産駒です。

BMSであるファルブラヴの実績も含めてミッキーワイルドの可能性をみていきたいと思います。

2013/01から2020/01/27までの合計23540レースをもとに集計しています。

BMSがファルブラヴである馬の戦績

集計期間中に出走の記録があった馬はトータルで130頭。

うち1着になった記録のある馬が49頭。

ミッキーワイルドはBMSがファルブラブ産駒という馬のなかでかなり上位です。

数が多すぎるので便宜上、賞金ベースで上位10頭しか掲載はしませんが、芝のマイルまでの短距離で活躍する馬が名を連ねています。

馬名 キャリア 賞金
ハープスター 5-2-0-2 360248000
ステルヴィオ 4-3-1-4 293844000
ワントゥワン 5-8-2-14 164617000
ミッキーワイルド 5-5-1-3 102023000
カオスモス 1-4-2-21 88409000
マリオーロ 4-1-5-24 83025000
テトラドラクマ 3-1-0-7 70480000
トーセンブレス 1-1-1-11 60606000
ユアスイスイ 3-4-0-16 47450000
エイシンセラード 4-0-0-3 42101000

BMSがファルブラヴである馬の距離実績

ハープスターは阪神、ステルヴィオは京都のマイルでG1を勝ちました。

勝ちの数だけでいえば、東京の芝1400mが最多。

東京ダートの良績はほぼミッキーワイルドの記録です。

芝2000m以上の距離での賞金はハープスターの実績によるものです。

賞金ベースで上位10の条件のみ記載しています。

競馬場 条件 キャリア 賞金
阪神 芝1600 4-4-1-14 290561000
京都 芝1600 3-1-5-18 151466000
東京 芝1400 7-3-3-32 135118000
東京 芝1600 5-5-7-32 120138000
中山 芝1800 4-2-1-8 108254000
中山 芝1600 4-4-5-37 99551000
札幌 芝2000 2-2-0-4 76394000
東京 芝2400 0-1-0-4 72762000
東京 ダ1400 3-2-1-19 58063000
新潟 芝1600 1-2-1-16 55705000

ロードカナロア×ファルブラヴの戦績

同じ組み合わせの馬は7頭。

多いか少ないかは別として、マーヴェラスロード意外はすべてノーザンファーム系の馬です。

ステルヴィオは3歳時にマイルCSを勝って以降3連敗。

長めのブランクが続いているので、ミッキーワイルドがこの組み合わせの旗頭になる可能性は十分にあります。

7頭中4頭が勝ち上がり、複数勝っている馬が3頭。オープン馬が2頭。

成功している組み合わせといえるでしょう。

馬名 キャリア 賞金
ステルヴィオ 4-3-1-4 293844000
ミッキーワイルド 5-5-1-3 102023000
グラナタス 2-0-2-7 17650000
モンツァ 1-1-0-8 9450000
エストロ 0-0-1-2 2400000
マーヴェラスロード 0-0-0-7 750000
ユアーズトゥルーリ 0-0-0-1

ロードカナロア×ファルブラヴの距離実績

ダート競争における実績はほぼミッキーワイルドのもので、賞金上位の条件での実績はステルヴィオのものです。

芝・ダートともに1400mで安定を見せています。

ここも便宜上、賞金ベースで上位10条件のみ記載します。

競馬場 条件 キャリア 賞金
京都 芝1600 1-0-0-0 113780000
中山 芝1800 1-0-1-2 71052000
東京 ダ1400 2-0-1-0 43563000
東京 芝1800 1-1-0-1 32260000
阪神 芝1600 0-1-0-0 28328000
中京 ダ1400 0-2-0-0 20260000
東京 芝1600 1-1-0-3 20186000
中山 芝2000 0-0-0-2 17000000
札幌 芝1800 1-0-0-0 16238000
東京 ダ1600 1-1-0-1 15200000

ロードカナロア産駒の主な実績馬

このランキングでいうとミッキーワイルドは9位。唯一のダート馬です。

アーモンドアイ、ステルヴィオ、サートゥルナーリア、各世代ごとにG1ホースを輩出しているロードカナロア。

アーモンドアイ、サートゥルナーリアというスペシャルな馬がいて、ステルヴィオもG1ホース。

以降も重賞勝ち馬が続くなかで、ミッキーワイルドは重賞未勝利。

いかに堅実であったかがわかります。

賞金ベースで上位10頭のみ掲載しています。

馬名i 出走回数 1着-2着 賞金
アーモンドアイ 10 7-1 902111000
サートゥルナーリア 8 5-1 432731000
ステルヴィオ 12 4-3 293844000
ダノンスマッシュ 15 6-2 235815000
ダイアトニック 13 6-3 172659000
ファンタジスト 11 3-2 134387000
トロワゼトワル 15 5-4 121187000
アンヴァル 16 4-2 102569000
ミッキーワイルド 14 5-5 102023000
ケイデンスコール 8 2-2 88008000
イベリス 11 3-0 79401000
グルーヴィット 8 3-1 68928000
ゴールドギア 20 3-2 67253000
ドナウデルタ 9 4-1 62537000
エイシンデネブ 12 4-1 61272000

まとめ

ロードカナロア産駒の中で例外的にダート競争で活躍をしているミッキーワイルド。

ダートでの追走を見ているとまだまだ上がり目はありそうです。

ダノンスマッシュなんかも芝1200mのG1クラスだとスピードの絶対値で劣る感じがします。

追走で消耗し、それが最後に響く。

トップレベルの競争はそうした小さな積み重ねが決定的な差になります。

パワーは申し分なさそうなので一度でいいからダートで走ってもらいたい。

引退後のキャリアのこともあるので決断は簡単ではないのでしょうけれども。

ミッキーワイルドはダート馬として頭角を現し、重賞が手に届きそうなところまできています。

まだまだ少ないロードカナロアのダート実績。

ミッキーワイルドの活躍によって、ダート路線にシフトする馬が増えればロードカナロア産駒の新たな可能性がみられるかもしれません。