ラウダシオンの距離適性を血統的な側面から集計

ラウダシオン, リアルインパクト, 未分類ラウダシオン, リアルインパクト, 成績, 斉藤崇史厩舎, 距離適性

ディープインパクトの後継種牡馬のなかでは少し軽視されている感じのリアルインパクト。

そのリアルインパクトの初年度産駒のなかで最も優秀な成績をあげているのがラウダシオン。

東京のクロッカスSでは危な気のない逃げで3勝目を手にしました。

集計期間中にリアルインパクトは63頭がデビューしており、うち勝ち上がったのは11頭。

初勝利を挙げるまであと一歩という感じの馬も多く控えています。

オープン馬はラウダシオンを含め2頭。

マイルまでの条件ならば今後もコンスタントに活躍馬の輩出が期待できるだけの成果はでているのではないでしょうか。

BMSであるソングアンドプレイヤーの実績も含めてリアルインパクトの可能性をみていきたいと思います。

2013/01から2020/01/27までの合計23540レースをもとに集計しています。

BMSがソングアンドプレイヤーである馬の戦績

ソングアンドプレイヤーはアンブライドルズソング産駒。

BMSがソングアンドプレイヤーである馬は22頭で、そのうち勝ち上がったのは7頭。

出世頭は文句なしでラウダシオン。

アンブロジオ、グラドゥアーレはラウダシオンの兄で芝のマイルまでの距離を主戦場にしています。

古馬になってからの低迷が気がかり。

しかし、競走馬としての完成度の高さ、仕上がりの早さという点で優れている、とも言えます。

集計結果は賞金ベースで上位10頭掲載しておきます。

馬名 キャリア 賞金
アンブロジオ 3-4-0-8 64215000
ライバーバード 3-4-2-12 37700000
オメガハイヌーン 3-1-2-13 33000000
ラウダシオン 2-0-1-1 31109000
グラドゥアーレ 1-5-1-11 24724000
スキャットエディ 2-1-3-7 22631000
トーセンアンバー 2-1-2-8 21531000
サンキュージョン 0-2-1-3 7080000
ブルーノジュネス 0-0-2-3 3600000
ハノハノボーイ 0-0-1-6 3050000

BMSがソングアンドプレイヤーである馬の距離実績

集計期間外のレースですが、ラウダシオンは2020年度のクロッカスSを勝ちました。

2月の東京開幕週。芝のコンディションは良。

時計がでているという感じではありませんでしたが、ハナを取りペースを握ってからは余裕のあるレース運びででした。

このレースはかつて半兄のアンブロジオが2着だったレースであり、同じく半兄のグラドゥアーレも得意だった条件です。

競馬場 条件 キャリア 賞金
東京 芝1400 1-5-3-6 44173000
中山 ダ1200 3-5-1-10 36000000
東京 芝1600 2-1-1-5 20152000
京都 芝1400 1-0-0-2 16238000
中山 芝1600 0-2-2-4 16121000
東京 ダ1400 1-1-2-9 15600000
福島 芝1200 1-1-0-2 10500000
新潟 ダ1200 1-1-1-3 10400000
中京 芝1400 0-1-0-2 10024000
小倉 芝1200 0-0-1-1 7871000

リアルインパクト×ソングアンドプレイヤーの戦績

同じ組み合わせはラウダシオンを含め2頭。

ノルトシュライフェは京都芝1800mの新馬戦に出走。

2番手でレースを進めるも結果は3.6秒遅れての13着。

ノルトシュライフェの母であるデビルズコーナーから活躍馬は出ておらず、交配された歴代の種牡馬の名前を見るとラウダシオンの母であるアンティフォナよりも期待は大きかったであろうことは推察できますが、ディープインパクト系の種牡馬との交配で新たな可能性が見いだされるかもしれません。

馬名 キャリア 賞金
ラウダシオン 2-0-1-1 31109000
ノルトシュライフェ 0-0-0-1

リアルインパクト×ソングアンドプレイヤーの距離実績

ラウダシオンに関して言えば極端に時計が早いとどうなるかはまだ不明です。

しかし、秋の京都競馬場における不良馬場をそれほど苦にしていなさそうな感じでした。

なので、馬場コンディションが悪い分にはプラスでしょう。

朝日フューチュリティの内容を見ると、あのレベル、展開でのマイル戦は厳しそうでした。

競馬場 条件 キャリア 賞金
京都 芝1400 1-0-0-0 16238000
小倉 芝1200 0-0-1-0 7871000
阪神 芝1200 1-0-0-0 7000000
京都 芝1800 0-0-0-1
阪神 芝1600 0-0-0-1

リアルインパクト産駒の主な実績馬

オープン馬はラウダシオンを含め2頭。

1戦1勝馬はイプシランテとフジマサリアル。

2頭ともに新馬戦で負かした馬たちがその後勝ち上がっているので2戦目が期待されます。

馬名 出走回数 1着-2着 賞金
ラウダシオン 4 2-0 31109000
アルムブラスト 3 2-1 24059000
テリオスヒメ 6 1-1 13980000
エンプティチェア 6 1-2 12600000
チアチアクラシカ 5 1-2 10550000
ウインアステロイド 6 1-1 9900000
ピーエムピンコ 3 1-2 9900000
インザムービー 3 1-1 7800000
イプシランテ 1 1-0 7000000
トライフォーリアル 3 1-0 7000000
フジマサリアル 1 1-0 7000000

まとめ

早くからレースに出走できる仕上がりの早さ、完成度。

競争に対する集中力や意欲は競争馬にとって不可欠な能力です。

リアルインパクト産駒は新馬戦が始まる6月から夏競馬の終わりまでに27頭がデビューし6勝。

注目が集まる重賞レースでラウダシオンが恰好のつく内容で3着。

古馬になってからの成長には疑問符が付きますが、競争馬としての成熟度でいえば目を見張るものがあるのではないでしょうか。