ゴールドシップ産駒の距離適性を競争成績、血統的な側面から集計

2020年5月18日ゴールドシップゴールドシップ, 成績, 産駒, 種牡馬, 距離適性

2019年の夏に産駒がデビューしたゴールドシップの種牡馬としての成績をまとめました。

活躍している産駒、結果を出した条件などの掲載しています。

すべて載せたいところですが、長くなり過ぎるのでキリの良いところで割愛しています。

2013/01から2020/05/10までの合計24557レースをもとに集計しています。

ゴールドシップ産駒の主な実績

ゴールドシップの初年度産駒は68頭がデビューし、勝ち上がったのは15頭。

割合でいうと22%が勝ち上がっていることになります。

ちなみに、同期の種牡馬と比較するとキズナ産駒は151頭がデビューし、勝ち上がったのは56頭で37%。

エピファネイアは131頭がデビューし、勝ち上がったのは41頭で割合は31%。

産駒の頭数、勝利数、勝率ともに大きく差がありますが、同じステイゴールド産駒であり、競合相手でもあるフェノーメノは64頭がデビューし、勝ち上がったのは12頭で18%。

限られた条件の中ではありますが、時間の経過とともにゴールドシップの中にも活躍する馬が現れ始めました。

とてもポジティブな兆候です。

勝ち上がった馬のリストを賞金ベースでソート記載しています。

馬名 出走回数 戦績 勝率/連対率
ブラックホール 6 2-1-0-3 33.3% / 50.0%
ウインマイティー 6 3-1-0-2 50.0% / 66.7%
ジュニパーベリー 11 2-1-3-5 18.2% / 27.3%
サトノゴールド 3 1-1-0-1 33.3% / 66.7%
クロノメーター 4 2-0-2-0 50.0% / 50.0%
ウインキートス 6 1-1-2-2 16.7% / 33.3%
スペースシップ 5 1-2-1-1 20.0% / 60.0%
コスモギンガ 7 1-1-1-4 14.3% / 28.6%
マイネルホイッスル 7 1-2-1-3 14.3% / 42.9%
ジーマックス 8 1-1-1-5 12.5% / 25.0%
コスモブルーノーズ 5 1-0-1-3 20.0% / 20.0%
マイネルソラス 6 1-0-1-4 16.7% / 16.7%
ウインベイランダー 6 1-0-0-5 16.7% / 16.7%
マリオマッハー 5 1-0-0-4 20.0% / 20.0%
ボギータイサ 4 1-0-0-3 25.0% / 25.0%
ツインシップ 4 1-0-0-3 25.0% / 25.0%

ゴールドシップ産駒が勝ち上がった時期と距離実績

結局、2017年産、初年度のゴールドシップ産駒のなかで新馬戦に勝ったのはサトノゴールドのみでした。

2019年終了時点において勝ち上がった馬は9頭。

2勝馬はブラックホールのみでしたが、それ以降の戦績の推移は以下の通り。

2020年4月にレコードを更新しています。

年/月 出走回数 戦績 勝率/連対率 賞金
2020/05 20 1-3-2-14 5.0% / 20.0% 16780000
2020/04 42 3-4-2-33 7.1% / 16.7% 53781000
2020/03 28 2-3-5-18 7.1% / 17.9% 40947000
2020/02 30 3-2-2-21 10.0% / 16.7% 33780000
2020/01 26 2-1-2-21 7.7% / 11.5% 17070000
2019/12 37 1-3-3-30 2.7% / 10.8% 22545000
2019/11 30 3-2-5-20 10.0% / 16.7% 30124000
2019/10 21 3-2-2-14 14.3% / 23.8% 22800000
2019/09 19 0-0-3-16 0.0% / 0.0% 6250000
2019/08 15 1-1-1-12 6.7% / 13.3% 48049000
2019/07 14 2-1-2-9 14.3% / 21.4% 20100000
2019/06 2 0-0-0-2 0.0% / 0.0% 500000

ゴールドシップ産駒が1着になった条件一覧

クラシックレースは芝コースで行われるので条件には芝を追加しています。

ちなみに賞金は1着の賞金ではなく獲得賞金の合計です。

競馬場 距離 出走回数 1着 賞金
札幌 芝1800 4 1 44049000
阪神 芝2000 6 1 21704000
中山 芝1800 16 2 18377000
函館 芝1800 4 2 16100000
中山 芝1600 11 1 15189000
東京 芝1600 13 1 12500000
福島 芝1200 3 1 12341000
小倉 芝2000 5 1 10939000
小倉 芝1800 3 1 8400000
京都 芝1600 8 1 6800000
東京 芝2000 3 1 6300000
阪神 芝1400 2 1 5100000
京都 芝2200 1 1 5100000
福島 芝2000 7 1 5000000
新潟 芝1000 1 1 5000000

競馬場ごとに見ると結果は以下の通り。

競馬場 出走回数 勝利数 賞金
中山 72 3 65655000
阪神 20 2 32574000
京都 31 2 28250000
東京 40 2 26180000
福島 23 2 26105000
小倉 10 2 23453000
函館 4 2 16100000
札幌 5 1 45149000
新潟 12 1 8300000
中京 13 0 5810000

ゴールドシップ産駒のオーナー別実績

ゴールドシップの繋養先であるビッグレッドファーム。

そのグループの成績の内訳は以下の通り。

オーナー 所有頭数 勝利数 賞金
ウイン 4 5 60259000
サラブレッドクラブ・ラフィアン 11 2 28810000
岡田繁幸 1 1 11580000
コスモヴューファーム 1 0

グループの総帥である岡田繁幸氏もコスモギンガという牝馬を所有しています。

同馬はゴールドシップと同じ出口牧場生産。

7戦して1勝ですが、近く2勝目を挙げるでしょう。

まったくエリート感はありませんが、いかにもという感じの馬になりそうです。

ゴールドシップ産駒でもっとも成果を挙げているオーナーは?

以下、賞金ベースでソートしたランキングトップ10です。

オーナー 所有頭数 勝利数 賞金
ウイン 4 5 60259000
芹澤精一 1 2 47327000
サンデーレーシング 2 2 28889000
サラブレッドクラブ・ラフィアン 11 2 28810000
ミルファーム 1 2 27800000
ビッグレッドファーム 10 2 27509000
サトミホースカンパニー 1 1 19122000
岡田繁幸 1 1 11580000
佐野信幸 1 1 9150000
ディアレストクラブ 1 0 7620000

目を引くのはサンデーレーシング。

クロノメーター、タンジェリンムーンを所有し、クロノメーターは2勝馬。

タンジェリンムーンは勝ち切れませんが、キャリア6戦ですべて3着以内という牝馬。

当たりはずれが激しい感じのあるゴールドシップ産駒でも抜け目なく結果を出しています。

まとめ

ウインマイティーはオークス、ブラックホールがダービー。

どうあれゴールドシップ産駒は最も注目が集まる舞台に初年度産駒を出走させることができそうです。

2020年5月の時点で2勝馬は4頭。

2歳の早い時期から活躍できる産駒は少なかったですが、3歳の春に向けて勝ち上がった馬もでてききました。

オルフェーブル、ドリームジャーニー、フェノーメノ、そしてゴールドシップ。

ステイゴールドの後継種牡馬にもいくつかのオプションがあります。

ここまでの結果からして、コンスタントに活躍馬を出すというのは、種牡馬ゴールドシップに期待できそうにありません。

1頭の圧倒的な才能の誕生によって種牡馬ゴールドシップの価値は高められるしかなさそうという状況には変わりはありません。