コルテジアの距離適性を血統的な側面から集計

2020年2月16日コルテジア, シンボリクリスエスコルテジア, シンボリクリスエス, 成績, 距離適性, 鈴木孝志厩舎

2020年度、きさらぎ賞(G3)を勝ったコルテジア。

コルテジアはシンボリクリスエス産駒でBMSはジャングルポケット。

このレースでは7番人気でした。

割にゆったりと流れたレース。道中の追走に問題がなかったのは当然ですが、ペースアップにも対処して先に抜け出したストーンリッジをゴール前で捉えるしぶい内容。

注目されたアルジャンナに比べると地味な印象は否めませんが、レース内容は申し分ありませんでした。

意外と知られていないであろうBMSであるジャングルポケットの実績も含めコルテジアの可能性をみていきたいと思います。

2013/01から2020/02/09までの合計23680レースをもとに集計しています。

BMSがジャングルポケットである馬の戦績

意外なほどに活躍馬が多いです。

なかでもロードマイウェイは5連勝で重賞を勝った注目馬です。

ヴェロックスと並びジャスタウェイ産駒の筆頭馬。

ソルヴェイグは引退していますが、繁殖牝馬として産駒は間違いなく注目されるでしょうし、ミッキースワローはG2,G3クラスであれば常に上位に食い込むことができるだけの実力馬です。

コルテジアもそうですが、5歳馬ですがライラックカラーもこれからの馬です。

集計結果は賞金ベースで上位10頭掲載しておきます。

馬名 キャリア 賞金
ミッキースワロー 4-3-2-9 251794000
ソルヴェイグ 4-1-3-9 184623000
ロードマイウェイ 6-1-0-3 121368000
ヴァフラーム 5-4-4-14 98245000
アペルトゥーラ 5-3-4-24 96967000
ライラックカラー 5-0-1-7 85684000
サクセスエナジー 5-1-0-8 80336000
ロッカフラベイビー 4-3-3-19 79879000
コルテジア 2-1-1-2 55546000
カネトシブレス 3-2-3-20 55357000

BMSがジャングルポケットである馬の距離実績

賞金でソートすると2000m以上の芝のレースでの活躍が目につきますが、短距離での活躍馬も輩出しています。

芝2000mの次に勝っているのは芝1200mです。ダートで最も結果を出している距離は、1200m。

以下のリストは競馬場という条件を付加しており、便宜上、賞金ベースで上位20の条件のみ記載しています。

競馬場 条件 キャリア 賞金
中山 芝2200 2-4-1-14 133081000
阪神 芝2000 1-4-3-16 85528000
阪神 芝1400 2-4-5-20 81201000
福島 芝2000 3-0-3-15 77249000
福島 芝1200 3-4-5-39 71944000
京都 芝1800 3-4-4-20 71527000
新潟 芝1000 3-1-3-23 69493000
函館 芝1200 3-2-1-16 68273000
小倉 芝1200 5-3-6-45 65310000
東京 芝1400 4-2-4-35 64719000
阪神 芝1600 5-3-1-32 62385000
阪神 ダ1200 4-4-3-41 61200000
中山 芝1200 2-0-1-14 56860000
中山 芝2000 4-5-4-35 56100000
東京 芝1800 3-1-5-26 54316000
中山 ダ1200 4-5-4-83 53750000
東京 ダ2100 4-6-4-23 51375000
新潟 芝2000 1-3-4-17 48367000
京都 芝1400 4-4-5-25 47713000
東京 ダ1600 5-2-3-50 47700000

シンボリクリスエス×ジャングルポケットの戦績

いそうでいないこの組み合わせ。

2勝馬ですが、重賞を勝ったコルテジアが現状における出世頭です。

タイセイララバイ、グラスプリマは牝馬ですでに引退しています。

コルテジアの一つしたに同じシンボリクリスエス産駒である弟がデビューを控えています。

馬名 キャリア 賞金
コルテジア 2-1-1-2 55546000
タイセイララバイ 3-5-1-21 49446000
グラスプリマ 2-3-0-18 30700000
セイリュウカフェ 0-0-1-8 2020000
ハーモニーフェア 0-0-0-16 1000000
ハラハラドキドキ 0-0-0-2 900000
ファインドミー 0-0-0-7 700000
アドマイヤテンホウ 0-0-0-6
クリスタ 0-0-0-4

シンボリクリスエス×ジャングルポケットの距離実績

コルテジアは京都芝1800mでしか勝ちがありません。

ダートの実績はグラスプリマのものです。

この配合によって誕生したほとんどの産駒は、芝の1800以下でキャリアを積んでいます。

クラスが上がるほどに適性が問われることになることを考えれば、今後コルテジアにとっては難しいレースが続くことになるのではないでしょうか。

競馬場 条件 キャリア 賞金
京都 芝1800 2-0-0-0 43294000
阪神 芝1400 1-3-1-2 17757000
東京 ダ2100 1-3-1-4 17700000
小倉 芝1200 1-0-0-5 12406000
京都 芝1600 0-0-1-1 9552000
福島 芝1200 1-0-0-3 9283000
中山 ダ1800 1-0-0-6 7900000
阪神 芝1600 0-2-0-1 5550000
京都 芝1400 0-1-0-4 4550000
新潟 ダ1800 0-0-0-4 2400000

過去5年間の芝の重賞レースにおけるシンボリクリスエス産駒の主な実績馬

シンボリクリスエスは2019年に種牡馬を引退しています。

なので、現役で芝の重賞戦線で活躍をしているのはコルテジアのみ。

エピファネイアだけでなくアルフレードやサンカルロ、ストロングリターンなど芝の競争で活躍馬を輩出したシンボリクリスエスですが、集計期間外。

最近は、芝のレースで際立った馬を出せていなかったことがわかります。

馬名 出走回数 1着-2着 勝率/連対率 賞金
ミトラ 5 1-2 20.0% / 60.0% 121518000
エアアンセム 7 1-0 14.3% / 14.3% 69814000
コルテジア 3 1-0 33.3% / 33.3% 47846000
レッドジェノヴァ 3 0-1 0.0% / 33.3% 43240000
アルフレード 4 0-1 0.0% / 25.0% 29250000
ロンギングダンサー 10 0-0 0.0% / 0.0% 26090000
ヤマカツライデン 11 0-0 0.0% / 0.0% 10080000
ウイングチップ 1 0-0 0.0% / 0.0% 7800000
アンジェリック 1 0-0 0.0% / 0.0% 3600000

まとめ

鞍上が目下絶好調の松山弘平騎手であること以外は新鮮味にかけるコルテジア。

地味ですが、ダービーの出走権は確保したといえるでしょう。

集計期間中、鈴木孝志調教師が管理馬をG1レースに出走させた回数は4回。

クラシックレースとなると、2015年、ムーンエクスプレスの桜花賞のみ。

その時の鞍上もコルテジアと同じ松山弘平騎手でした。

2019年度シンボリクリスエス産駒は芝の競争に150回出走し、8勝。

そんな状況下で現れたコルテジア。

京都の芝1800mでは2戦2勝。

血統的に距離が伸びて良いという感じはなく、おそらく3歳のG1戦線では苦戦するのでしょうけれども、カシオペアSや都大路Sのような条件なら変わらぬしぶとさを見せてくれそうです。