ミヤマザクラの距離適性と競争馬として特長を血統的な側面から集計

2020年5月18日ミヤマザクラディープインパクト, ミヤマザクラ, 成績, 藤原英昭厩舎, 距離適性

桜花賞では馬場に苦しみながらも5着だったミヤマザクラ。

力があるところは見せましたが、勝ち馬、2着馬とは明らかな差がありました。

東京コースと距離延長に対しては、オークスで乗り替わる武豊騎手、藤原調教師ともにポジティブなコメントを残しています。

2013/01から2020/05/17までの合計24626レースをもとに集計しています。

BMSがミスターグリーリーである馬の戦績

ミヤマザクラのBMSであるミスターグリーリーは日本で成功を収めています。

ミヤマザクラはオークスを走る馬なので、BMSにミスターグリーリーをもつ牝馬の芝の成績という条件を付けて集計しました。

ミヤマザクラと同じ2017年生まれの芝を主戦場とする牝馬はすべて勝ち上がっており、キズナ産駒のスマートリアンは、チューリップ賞5着、スイートピーS2着の実力馬。

クラシック出走まではあと一歩でした。

賞金ベースでソートした上位10頭のみ記載しています。

馬名 生年 戦績 賞金
ヒストリア 2014 4-3-2-11 73757000
ミヤマザクラ 2017 2-1-0-2 65180000
レッドランディーニ 2015 3-2-3-10 63170000
エイシンオルドス 2011 4-0-2-11 60308000
スマートリアン 2017 1-2-1-2 27422000
レッドベレーザ 2016 2-1-0-7 25286000
タガノヴィアーレ 2013 1-0-3-7 21387000
ベッラヴォルタ 2017 2-2-0-3 20285000
フォンタネットポー 2012 1-0-1-3 15155000
マドラスチェック 2016 1-1-0-1 11088000

BMSがミスターグリーリーである馬の距離実績

この条件も先ほどと同じくBMSにミスターグリーリーをもつ牝馬の芝の成績という条件を付けています。

東京競馬場との相性がいいですが、東京競馬場では1800mを超える距離での実績がありません。

賞金ベースでソートした上位10の条件のみ記載しています。

競馬場 条件 戦績 賞金
東京 芝1800 3-3-0-5 59587000
東京 芝1600 2-1-1-5 50406000
京都 芝1400 2-1-4-8 44538000
阪神 芝1200 3-0-0-2 28300000
京都 芝2000 1-1-0-1 28244000
京都 芝1600 2-1-2-7 25442000
阪神 芝1600 0-1-0-7 23700000
函館 芝1200 1-0-2-4 22598000
小倉 芝1200 1-1-1-6 17024000
新潟 芝1800 1-1-0-2 14300000

東京も経験しているし、血統的には長いところも歓迎だと思う。チャンスはあると思いますよ

とオークスで騎乗する武豊騎手はコメント。

ミヤマザクラの兄姉であるスノーグース、ボスジラに騎乗経験があり、ボスジラでは東京の2400mで勝っています。

お墨付きとまではいかないまでも距離延長がマイナスになることはなさそうです。

ディープインパクト×ミスターグリーリーの戦績

この条件も先ほどと同じく牝馬の芝の成績という条件を付けています。

該当するのはミヤマザクラを含め3頭。

レッドランディーニ、レッドベレーザは姉妹。

レッドベレーザは短距離馬で、レッドランディーニは1800mまでの馬。

マーメイドSで10番人気ながら2着の実績がありますが、その時はハンデが51キロでした。

馬名 戦績 賞金
ミヤマザクラ 2-1-0-2 65180000
レッドランディーニ 3-2-3-10 63170000
レッドベレーザ 2-1-0-7 25286000

クイーンC(G3)の勝ち馬は桜花賞、オークスで好走できるか?

ミヤマザクラは2020年度クイーンC(G3)で強い勝ち方をしましたが、実際のところ同レースの勝ち馬は桜花賞、オークスでどのような結果を残してきたのか?

集計期間中のクイーンC(G3)の勝ち馬は以下の通り。

年度 馬名
2019 クロノジェネシス
2018 テトラドラクマ
2017 アドマイヤミヤビ
2016 メジャーエンブレム
2015 キャットコイン
2014 フォーエバーモア
2013 ウキヨノカゼ

2月の東京の重賞で賞金を加算しようとすることは、そうせざるをえない事情や何かしら問題があるのかもしれません。

以下、同レースをステップに春のクラシックに挑んだ馬たちの戦績です。

年度 馬名 レース名 人気 着順
2019 クロノジェネシス 桜花賞(G1) 3 3
2019 クロノジェネシス 優駿牝馬(G1) 2 3
2017 アドマイヤミヤビ 桜花賞(G1) 2 12
2017 アドマイヤミヤビ 優駿牝馬(G1) 2 3
2016 メジャーエンブレム 桜花賞(G1) 1 4
2015 キャットコイン 桜花賞(G1) 6 7
2015 キャットコイン 優駿牝馬(G1) 8 12
2014 フォーエバーモア 桜花賞(G1) 3 8
2014 フォーエバーモア 優駿牝馬(G1) 5 11

桜花賞、オークスの勝ち馬は出ていません。

勝ち馬は出ていませんが好走している馬はいます。
ただ、上位2頭に入るには何か決め手にかける感じでしょうか。

まとめ

桜花賞では急激に悪くなった馬場が合わなかったのだとか。

オークスの方が適性はありそうです。

総じてレベルは高いですが、何かが足りない感じ。

最高レベルで勝ち切るのは厳しそうです。

ミヤマザクラはディープインインパクト×ミスパスカリという組み合わせ初の牝馬。

競争成績という箔も大事ですが、ミヤマザクラは基礎牝馬としての期待も大きいはずです。