アルクトスの距離適性を血統的な側面から集計

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JRAのG1レースにはじめて出走するアルクトス。

フェブラリーSの条件、東京ダート1600mでは4戦4勝。

あまり認知されているとはいえないアドマイヤオーラ産駒で、BMSはシンボリクリスエス。

中山では3戦3敗。

左回りのダート1400mから1600mであれば、6勝2着1回と高い安定を示しています。

2013/01から2020/02/16までの合計23750レースをもとに集計しています。

BMSがシンボリクリスエスである馬の戦績

産駒は芝での活躍馬が目立ちます。

G1ホースはレイデオロのみ。

ダートのオープン馬はエイシンバッケン、アルクトス、ローズプリンスダムの3頭。

エイシンバッケンは東京コースで安定した成績を残しており、2017年度のフェブラリーSで4着になっています。

以下、便宜上、賞金ベースで上位10頭のみ掲載しています

馬名 キャリア 賞金
レイデオロ 7-2-1-5 881550000
ミスパンテール 6-1-0-7 219170000
ソーグリッタリング 7-5-3-9 180242000
エイシンバッケン 7-3-4-7 164082000
カフジプリンス 5-3-4-17 155812000
シングウィズジョイ 4-3-0-8 150363000
アルクトス 7-1-0-4 135243000
アドミラブル 3-0-1-1 124071000
ローズプリンスダム 5-1-3-14 121858000
レトロロック 6-7-1-18 119545000

アドマイヤオーラ産駒の実績馬一覧

アドマイヤオーラ×シンボリクリスエスの組み合わせは集計期間中、アルクトスのみ。

集計の対象レースの中に、記録が残っている馬は53頭。

産駒にはダートでの活躍馬が多く、ノボバカラ、クロスクリーガーは重賞を複数回勝っています。

特にクロスクリーガーはキャリアを全うできなかったのが惜しまれます。

現役を続けることができていれば、種牡馬アドマイヤオーラの価値を高められる馬になっていたでしょう。

以下、便宜上、賞金ベースで上位10頭のみ掲載しています

馬名 出走回数 1着-2着 賞金
ノボバカラ 35 7-3 191039000
アルクトス 12 7-1 135243000
サフランハート 32 5-6 88467000
クロスクリーガー 6 4-0 80375000
ゴールドペガサス 20 4-2 76939000
アイファープリティ 33 4-2 60698000
シェアード 27 3-4 39790000
タイキラトナンジュ 44 2-5 38505000
ニシノオタケビ 36 3-1 33580000
ダウンザライン 29 3-1 29500000

アドマイヤオーラ産駒の距離実績

3勝クラス以上の条件でアドマイヤオーラ産駒が最も実績を残している条件は?

ちなみに全クラスを対象に集計すると、最も出走回数が多かったのは芝の1200m

このカテゴリにおける代表馬は、サフランハート(3勝)、ゴールドペガサス(4勝)の2頭。

以下、便宜上、賞金ベースで上位10頭のみ掲載しています

距離 出走回数 キャリア 賞金
芝1200 109 11-8-9-80 199955000
ダ1400 47 8-2-3-34 181538000
ダ1800 97 7-2-7-81 126272000
ダ1600 37 8-3-2-24 116136000
ダ1200 59 5-7-5-42 92822000
芝1400 55 4-7-2-40 67994000
ダ1700 26 2-1-4-19 37629000
芝1800 40 2-4-2-31 23550000
ダ1000 15 3-1-1-10 21200000
芝1600 48 1-1-1-45 17900000

では、3勝クラス以上でのアドマイヤオーラ産駒の実績という条件を追加するとどうなるか?

結果は以下の通り。

距離 出走回数 キャリア 賞金
ダ1400 10 6-0-0-4 158468000
ダ1600 11 2-1-2-6 71436000
ダ1800 5 2-0-0-3 62819000
芝1200 28 2-1-1-23 62358000
ダ1200 7 1-0-0-6 36602000
ダ1700 2 0-0-2-0 9693000
芝3400 1 0-0-0-1
芝1800 2 0-0-0-2
芝1600 1 0-0-0-1
芝1400 11 0-0-0-10

より厳しい条件での競争において、アドマイヤオーラ産駒は上記のような戦績を残しています。

アドマイヤオーラ産駒の精鋭が得意な条件とは?

3勝クラス以上という条件であれば、ダートの1400m、1600mの戦績が良いということがわかりましたが、より詳しく見ていきたいと思います。

どの競馬場での距離実績なのか?

距離 競馬場 出走回数 キャリア 賞金
ダ1400 中京 3 3-0-0-0 90523000
ダ1600 東京 11 2-1-2-6 71436000
ダ1800 新潟 3 1-0-0-2 44525000
ダ1200 中山 4 1-0-0-3 36602000
ダ1400 京都 1 1-0-0-0 23308000
ダ1400 東京 5 1-0-0-4 22343000
ダ1400 阪神 1 1-0-0-0 22294000
芝1200 阪神 3 1-0-0-1 21096000
芝1200 中山 8 0-1-1-6 19065000
ダ1800 中山 2 1-0-0-1 18294000
芝1200 福島 2 1-0-0-1 16657000

中京のダート1400mでは3戦3勝。

ノボバカラとアルクトスはこの条件でプロキオンS(G3)を勝っています。

東京のダート1600mに出走したのは、アルクトス、ノボバカラ、クロスクリーガーの3頭。

2勝はオープン特別でアルクトスがあげたものです。

アドマイヤオーラ産駒自体、頭数が少なくなかなかこのレベルまで上がってこられる馬は出てきません。

が、おそらくアドマイヤオーラ産駒の傑作となるであろうアルクトスは、最上位クラスの競争においても左回りのダート1400mから1600mの間で安定した戦績を残しています。

まとめ

アドマイヤオーラ産駒は数自体も少なく、スポットライトが当たるような馬は出ていません。

しかし、無事ならおそらく多くの注目を集めたであろうクロスクリーガーや、現在においてもアルクトスのような馬が少ない産駒の中から頭角を現しています。

繰り返しになりますが、アルクトスは東京のダート1600mでは4戦4勝。

年度 レース名 ポジション タイム 着順
2019/04/20 オアシスS(L) 5-4 1:36.7 1
2018/11/18 錦秋S(1600万下) 1-1 1:38.1 1
2018/06/10 3歳以上500万下 5-3 1:36.6 1
2018/02/03 3歳未勝利 2-1 1:37.4 1

普通にスタートを切ることができれば内の3、4番手でロスのないレースができるはずです。