ロードマイウェイの距離適性を血統的な側面から集計

2020年4月29日ロードマイウェイジャスタウェイ, ロードマイウェイ, 成績, 杉山晴紀厩舎, 距離適性

2019年6月に1勝馬クラスを勝って以降、5連勝で重賞を制したロードマイウェイ。

同世代の代表馬はサートゥルナーリア。

クラシックとは縁のなかったキャリアですが、4歳の春は国内の王道を進むことになりそうです。

厩舎は勢いのある杉山厩舎。

ヴェロックスの惨敗で少し評価が下降加減のジャスタウェイ産駒ですが、距離適性はどのあたりなのか?

産駒の実績を踏まえながら見ていきたいと思います。

2013/01から2020/03/09までの合計23958レースをもとに集計しています。

ロードマイウェイの距離適性

ロードマイウェイが5連勝をした条件は以下の通り。

年月日 競馬場 レース名 距離
2019/06/01 東京 国分寺特別(500万下) 芝1800
2019/06/22 東京 八ヶ岳特別(1000万下) 芝1800
2019/08/31 新潟 長岡S(1600万下) 芝1600
2019/09/29 阪神 ポートアイランドS(L) 芝1600
2019/11/30 阪神 チャレンジC(G3) 芝2000

距離はマイルから2000m。

チャレンジカップの戦前、2000mの距離をこなせるかどうかはわからないといったニュアンスのコメントをしていた杉山調教師。

終わってみれば、後方からポジションを上げ実績馬たちをかわしての一着。

騎乗したルメールは長く良い脚を使ったこと、冷静に一生懸命頑張ったこと、心身の成長を称えました。

1800mで2連勝した後にマイルで2連勝。

その後初重賞で実績のない2000mでの勝利。実力は本物でしょう。

ロードマイウェイの強み

連勝の始まりは2019年の6月。

逃げ、先行、スタートが決まらず後方からというレースもありました。

ロードマイウェイには馬場コンディション、レース展開に対応してきた実績があります。

管理する杉山晴紀調教師は、血統的に左回りは合うということ。

実績からコースは問わないタイプであると語っています。

そして、競馬に必要な勝負根性、負けん気があふれ出ているとロードマイウェイの競走馬としての強みを語っています。

5連勝を達成した馬たち

5連勝できる馬は珍しい、チャレンジカップ勝利後のインタビューでルメールはロードマイウェイを称えました。

集計期間中、JRAの主催競争で5勝以上あげた馬はロードマイウェイも含め634頭。

そのうち5連勝をしたことのある馬は、12頭。

海外、地方での競走も含めればもっといるのでしょうけれども、JRAの主催競争のみで集計、賞金ベースでソートしています。

馬名 出走回数 戦績 賞金
アーモンドアイ 10 7-1-1-1 902111000
ゴールドアクター 24 9-3-2-10 743244000
モーリス 15 8-2-1-4 536246000
ミッキーアイル 19 8-4-1-6 529481000
ビッグアーサー 14 8-2-1-3 299811000
インティ 12 7-0-2-3 247648000
エイシンヒカリ 11 8-0-0-3 197315000
メールドグラース 17 7-2-5-3 183468000
グレーターロンドン 15 7-1-2-5 167794000
グレイトパール 12 7-0-0-5 141529000
ロードマイウェイ 10 6-1-0-3 121368000
ディアンドル 10 5-2-0-3 115228000

ジャスタウェイ産駒の実績馬と得意な条件

ジャスタウェイ産駒の中で、3勝馬クラス以上の条件において1着になったことのある馬はロードマイウェイも含め4頭。

3勝クラス以上で結果を出している馬と条件は以下の通り。

ロードマイウェイ

競馬場 条件 出走回数 勝利数 賞金
阪神 芝2000 1 1勝 41427000
阪神 芝1600 1 1勝 25315000
新潟 芝1600 1 1勝 18494000

アウィルアウェイ

アウィルアウェイ

競馬場 条件 出走回数 勝利数 賞金
京都 芝1200 2 2勝 65036000
新潟 芝1400 1 1勝 16161000

ヴェロックス

競馬場 条件 出走回数 勝利数 賞金
阪神 芝2000 1 1勝 20231000
京都 芝2000 1 1勝 20175000

マスターフェンサー

競馬場 条件 出走回数 勝利数 賞金
東京 ダ2100 1 1勝 18543000

まとめ

ジャスタウェイ産駒で重賞レースを勝っているのはロードマイウェイとアウィルアウェイの2頭。

G1レースには11回出走し、ヴェロックスが2着になった2019年度皐月賞が最高着順というのが現状です。

ジャスタウェイ産駒の活躍馬5傑は以下の通り

馬名 出走回数 1着 賞金
ヴェロックス 11 3 219068000
ロードマイウェイ 10 6 121368000
アウィルアウェイ 10 4 118760000
マスターフェンサー 10 4 62509000
アドマイヤジャスタ 11 2 54268000

2年目の産駒は81頭がデビューし、勝ち上がったのは14頭。

2勝した馬は2頭のみ。

2020年度春のクラシックレースに出走できる馬が現れるかどうか、といったきわどい状況です。

ロードマイウェイの連勝が始まったのは3歳の6月から。アウィルアウェイが3勝目をあげたのも3歳の10月。

ヴェロックスという例外はありますが、早い時期からの完成度という点でジャスタウェイ産駒は優位にあるとはいえないようです。

今後も修正、改良が進んで新たな成功事例が生まれるのかもしれませんが、先述したとおり、適距離でヴェロックスが不可解な大敗を喫した現在においてジャスタウェイ産駒の価値を維持し続けるためにもロードマイウェイにかかる期待は大きくなる一方でしょう。