サトノインプレッサの距離適性を血統的な側面から集計

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3連勝で毎日杯(G3)を制したサトノインプレッサ。

1番人気だったアルジャンナを弾き飛ばすように進路をこじ開け、

もう一度馬体を寄せてきた相手を再び跳ね返して抜け出す完勝。

10月デビューで毎日杯がキャリア3戦目。

皐月賞ではなく、NHKマイルCに向かうことが予定されていたことならば順調にキャリアを積んでいるといえるでしょう。

2013/01から2020/03/31までの合計24166レースをもとに集計しています。

BMSがサームである馬の戦績

サトノインプレッサルーズベルトゲームシャリオドールはいずれもサプレザ の産駒。

ルーズベルトゲームはサトノインプレッサの全姉で、1勝馬でしたが、マイル以下の距離で実績を残しました。

サプレザにとっての初仔であるシャリオドールはヴィクトワールピサの産駒で5戦未勝利。

サトノフラッグというエースがいなければ、ひょっとしたら皐月賞に出走することになっていたのかもしれませんが、デビュー2戦がマイル。

テンションが高い、と矢作調教師も語っており、兄弟の実績からいっても距離が長くなることがプラスになる、ということはないでしょう。

馬名 キャリア 賞金
サトノインプレッサ 3-0-0-0 55681000
ルーズベルトゲーム 1-3-2-10 20851000
シャリオドール 0-0-0-6 480000

BMSがサームである馬の距離実績

1800mを超える距離での実績はありません。

サトノインプレッサに関していえばデビューから3戦、いずれもしっかりと間隔をあけているのは気性面でリセットする必要があるからかもしれません。

2戦目、3戦目ともにスタートでは後手を踏んでいます。

ゲートの中でうるさい、前半は折り合いを重視した、毎日杯のレース後に武豊騎手が語ったように気性面がネックになりそうですが、サリオスが不在ならば現状小粒な印象のマイル路線。

能力的には十分な感じなので、あとは自分との闘いになるのでしょう。

条件 出走回数 キャリア 賞金
芝1800 2 1-0-0-1 38385000
芝1600 8 3-0-1-4 24847000
芝1200 6 0-2-1-3 8950000
芝1400 5 0-1-0-4 4350000
ダ1600 1 0-0-0-1 480000
ダ1800 1 0-0-0-1
ダ1700 1 0-0-0-1
ダ1200 1 0-0-0-1

毎日杯からNHKマイルに参戦した馬たちの実績

かつてはキズナが毎日杯を経由し、その後ダービー馬になっています。

が、意外といえば意外なのかもしれませんが、毎日杯の勝ち馬がNHKマイルに参戦した実績は集計期間中にはありませんでした。

サトノインプレッサの参戦が叶えば、レアなケースが実現することになります。

以下、毎日杯の出走馬がNHKマイルに出走した際の戦績です。

年度 馬名 毎日杯 NHKマイル
2019年 マイネルフラップ ヴィクトワールピサ 5 11
2019年 ケイデンスコール ロードカナロア 4 2
2018年 ギベオン ディープインパクト 2 2
2017年 トラスト スクリーンヒーロー 5 8
2016年 アーバンキッド ハーツクライ 2 16
2014年 エイシンブルズアイ Belgravia 2 13
2013年 ガイヤースヴェルト ダイワメジャー 2 5

牡馬のディープインパクト産駒とNHKマイルの相性

1着は2014年度のミッキーアイル、2018年度のケイアイノーテック、同年ギベオンが2着。

集計期間中、ディープインパクト産駒がNHKマイルに出走したのは5回。

牝馬も含めると合計12頭が出走し、2勝2着1回。

勝率でいえば40%。連帯率は60%。

牝馬の相性は良くないので牡馬に限っていえば、集計期間中のNHKマイルに出走したのは4回。

2勝2着1回という成績は牡馬があげたものなので勝率は5割という好成績を記録しています。

年度 馬名 馬齢 人気 成績
2019 ダノンチェイサー 牡3 3 4
2018 カツジ 牡3 8 8
2018 ギベオン 牡3 2 2
2018 ケイアイノーテック 牡3 6 1
2015 アヴニールマルシェ 牡3 5 4
2014 サトノルパン 牡3 4 9
2014 アトム 牡3 7 8
2014 ミッキーアイル 牡3 1 1

まとめ

デビュー以来、タフな条件での競馬が続いているサトノインプレッサではありますが、着差はわずかですが内容は完勝。

舞台が東京に変わったからといってマイナスになることはなさそうです。

気がかりなのは、間隔が詰まることでテンションが上がり過ぎてしまう点でしょう。

レシステンシアあたりは、桜花賞からNHKマイルに出走してくるかもしれません。

対戦相手や出走頭数、長距離輸送など競争の条件は2段階くらい上がりそうですが、距離適性、能力、完成度の高さでサトノインプレッサを凌ぐ馬はそうはいないはずです。。