ホウオウピースフルの距離適性を血統的な側面から集計

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フローラステークス2着からオークスに向かうホウオウピースフル。

兄は2018年度グランプリホースのブラストワンピース。

ホウオウピースフルがセレクトセールで取引されたのはブラストワンピースがデビューする前。

生まれるのが1年遅かったら実際の倍は下らない価格になっていたでしょう。

デビューは8月の札幌でキャリアは4戦2勝。

しっかり間隔をとって使われており、オークスは大きな目標のはずです。

2013/01から2020/05/10までの合計24557レースをもとに集計しています。

オルフェーヴル×キングカメハメハの戦績

集計期間中に出走記録のある、オルフェーヴル×キングカメハメハの組み合わせを持つ牝馬は10頭。

そのうち勝ち上がったのは4頭。

ホウオウピースフルは唯一のオープン馬です。

馬名 出走回数 キャリア 賞金
モルフェオルフェ 24 4-1-1-18 47950000
ホウオウピースフル 4 2-1-0-1 38475000
フィオレドーロ 5 2-0-1-2 13800000
ジュランド 3 1-0-0-2 5100000
コトブキスフェール 7 0-0-1-6 2050000
キタノポケット 3 0-0-0-3 600000
フェレーヌ 4 0-0-0-4
バトルウインリンク 4 0-0-0-4
タマモビジュー 2 0-0-0-1
エイシントドロキ 3 0-0-0-3

オルフェーヴル×キングカメハメハの距離実績

ホウオウピースフルと同じ組み合わせをもつ馬たちの距離実績、馬券に絡んだ芝のレースでの実績は以下の通り。

距離 戦績 賞金
芝1600 3-1-2 39150000
芝2000 2-1-0 38975000
芝1800 2-0-1 13300000
芝1200 2-0-0 12600000

2勝クラス以上で実績があるのはモルフェオルフェとホウオウピースフルのみ。

モルフェオルフェは中山のマイルを2勝し、ホウオウピースフルはフローラステークスで2着になりました。

ホウオウピースフルの兄姉の実績

母であるツルマルワンピースは現役時代マイル以下の距離で3勝をあげており、うち2勝は2歳時のものです。

ジュベナイルフィリーズにも出走し5着。

ノーザンファームで繋養されるようになった経緯はわかりませんが、グランプリホースであるブラストワンピース、ホウオウピースフルを輩出しています。

馬名 出走回数 戦績 賞金
ブラストワンピース 12 7-0-0-5 572356000
ホウオウピースフル 4 2-1-0-1 38475000
ヴィクトリアピース 3 1-0-0-2 7000000

3頭の産駒はいずれも新馬戦を勝っています。

法王ピースフルの姉であるヴィクトリアピースは新馬戦を勝った後黄菊賞で大敗。

長期のブランク明けの再起戦も大敗に終わっています。

距離 出走回数 キャリア 賞金
芝2500 2 1-0-0-1 303360000
芝2000 7 3-1-0-3 143931000
芝2200 1 1-0-0-0 62854000
芝1800 4 4-0-0-0 59385000
芝2400 2 1-0-0-1 30301000
芝3000 1 0-0-0-1 18000000
芝1600 1 0-0-0-1
ダ1800 1 0-0-0-1

ホウオウピースフルの兄姉の距離実績

実績があるのは芝の1800m以上。

ちなみにホウオウピースフルを含めた3頭は芝1800mに4回出走し4勝。

ブラストワンピースも2000mのレースに4回出走していることからも案外1800mから2000mくらいに適性があるのかもしれません。

フローラステークス2着馬のその後

集計期間中のフローラステークスで2着だった馬がオークスで馬券に絡んだ事例は1件。

2013年、ディープインパクト産駒のエバーブロッサムがメイショウマンボの2着でした。

それ以外だと2014年のブランネージュの5着が最高着順。

エバーブロッサムのその後のキャリアは奮わず、フローラステークスで2着だった馬のその後のキャリアの中で最上位の成果はパールコードの秋華賞2着、エリザベス女王杯4着、シャドウディーバの秋華賞4着といったところでしょうか。

いずれにしろ、その後大きく飛躍を遂げた馬は少なくとも集計期間中には出ていません。

ホウオウピースフルがこうした前例に当てはまるかどうかはわかりません。

馬場の荒れた福島や中山なんかは案外苦にせず活躍場は見つかる可能性だってまだ十分残されています。

まとめ

フローラステークスで騎乗したダミアン・レーンはレース後、気性面に問題があることを指摘し、オークスの距離については前向きなコメントをしませんでした。

本番ではホウオウピースフルではなく、デゼルに騎乗します。

それなりに流れたフローラステークスで折り合いを欠いたのは、過敏に反応してしまうから、とのこと。

伸びきれなかったのはそこまでのプロセスにおいて消耗があったからでしょう。

能力をいかせるようになるには時間とキャリアが必要なのかもしれません。