ビターエンダーの距離適性を血統的な側面から集計

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2020年度プリンシパルステークスを制したビターエンダー

着差以上の楽勝。

東京競馬場では強さを見せ、ダービーの出走権を手にしました。

東京競馬場での実績は以下の通り。

年月 レース名 着順
2020/05 プリンシパルS(L) 1
2020/02 共同通信杯(G3) 2
2019/11 2歳未勝利 1
2019/10 2歳新馬 3

良績は東京に偏っています。

2013/01から2020/05/17までの合計24626レースをもとに集計しています。

BMSがアフリートアレックスである馬の戦績

ビターエンダーはクラシックレースに出走する馬なので、芝という条件に絞った実績を集計しています。

集計期間中に出走の記録があるのは5頭。

その内勝ち上がっているのはビターエンダーも含め2頭。

馬名 種牡馬 戦績 賞金
ビターエンダー オルフェーヴル 2-1-1-2 47871000
サトノフォース ディープインパクト 2-2-2-6 28800000
ケイアイネイビー アドマイヤムーン 0-0-1-7 3400000
クインズアイザ タイキシャトル 0-0-0-6 750000
ケイアイマリブ キンシャサノキセキ 0-0-0-1

サトノフォースはビターエンダーの異父兄。出世頭はビターエンダーというのが現状です。

BMSがアフリートアレックスである馬の距離実績

芝2000mでの2勝はビターエンダーがあげたものです。

いずれも東京競馬場での実績です。

もう一頭のサトノフォースも東京競馬場で実績があります。

便宜上、上位5条件のみ記載しています。

距離 戦績 賞金 賞金
芝2000 2-0-1-2 32773000 47871000
芝1600 1-1-2-3 19900000 28800000
芝1800 0-1-0-0 15098000 3400000
芝1800 1-1-0-2 8900000 750000
芝1600 0-0-0-4 1600000

競馬場ごとの実績は以下の通り。

こちらも芝という条件を付けています。

ことビターエンダーに関して言えば、明らかに東京競馬場へ舞台が変わることはプラスでしょう。

血統的に距離適性があるとはいえないのでしょうけれども、それはコントレイル、サリオスにいえることです。

ダービーの時期の東京競馬場なら、どうにかなっても不思議はありません。

競馬場 戦績 賞金
東京 3-2-3-5 61671000
中山 1-1-1-10 17900000
新潟 0-0-0-1 750000
札幌 0-0-0-3 500000
福島 0-0-0-2
小倉 0-0-0-1

牡馬のオルフェーヴル産駒のクラシックにおける実績

2018年にエポカドーロが皐月賞を制し、ダービーで接戦の末2着になって以降、牡馬クラシックでは存在感がなかったオルフェーヴル産駒。

昨年度はタガノディアマンテが3冠すべてに出走。

2020年度は無事ならビターエンダーはダービー、菊花賞のいずれにも出走できるだけの賞金を手にしています。

名馬オルフェーヴルの種牡馬としての実績としては物足りない感じはしますが、骨折で出走できなくなってしまったオーソリティなどの存在も含めれば悲観するような内容ではないでしょう。

ビターエンダーと同期のオルフェーヴル産駒の牡馬は66頭がデビュー。

そのうち、芝のレースで勝ち上がったのは12頭。

2勝以上しているのはビターエンダー、オーソリティのみ。

以下の集計表には勝ち上がった馬のみ記載しています。

馬名 戦績 賞金
オーソリティ 3-0-1-1 99512000
ビターエンダー 2-1-1-2 47871000
ウシュバテソーロ 1-0-3-4 13950000
ギベルティ 1-0-0-2 12700000
アイアンバローズ 1-2-1-2 12472000
ディアマンミノル 1-1-0-4 12074000
ゴルトファルベン 1-0-3-1 10625000
マイネルミンドール 1-0-1-4 10023000
トランシルヴァニア 1-0-0-1 7000000
マイネルクロンヌ 1-0-1-2 6400000
ヘイルメリー 1-0-0-0 6000000
ナムアミダブツ 1-0-0-4 5610000

プリンシパルステークスの勝ち馬のダービーの戦績

集計期間中のプリンシパルステークスに勝ち、ダービーで最も成果をあげたのは2018年のコズミックホース。

結果は3着でした。

プリンシパルステークスの勝ち馬で、後にG1を勝つ馬はいませんでした。

出世レースであるとはいえないようです。

ここに出走しなくてはいけないという時点で結構厳しい立場にあります。

ここで賞金を加算して秋に備える、そういう選択をした馬も何頭かいます。

昨年の勝ち馬であるザダルや、2015年の勝ち馬、アンビシャスなどがそれにあたります。

アンビシャスは天皇賞秋、大阪杯で掲示板に載るという実績を残しました。

ザダルも今後は重賞の1つ、2つは勝てるかもしれません。

ビターエンダーにとって中山から東京競馬場に変わることはプラス。

距離面における問題もダービーの時期であればそれほどビハインドにはならない。

にしても競走には相手がいます。

プリンシパルステークスを経由してのダービーというのは歴史的には険しい道であるようです。

まとめ

集計期間中に行われた日本ダービーで津村騎手は一度も騎乗しておらず、管理する相沢厩舎は、昨年のエメラルファイトが12着になった1度のみ。

相沢厩舎はこの期間中に管理馬を15回G1レースに出走させましたが、5着以内になったのは0回でした。

津村騎手に関していえば、昨年度のカレンブーケドールでG1レース3連続2着という戦績が際立っていますが、牡馬クラシックとは縁遠いキャリア。

津村騎手はビターエンダーについてまだまだ良くなる余地十分とプリンシパルステークス後に語りました。

しかし、番狂わせを起こすほどの上積みビターエンダーに期待するのは厳し過ぎます。

この馬の良さと競走の条件がいい感じで整うのは秋以降になりそうです。