ディープボンドの距離適性を血統的な側面から集計

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2020年度京都新聞杯を制したディープボンド。

皐月賞では果敢に先行し、10着。

京都新聞杯ではダービーのダークホースと目されていたアドマイヤビルゴなどの実力馬を抑えての1着。

短期間での成長の跡を見せました。

2013/01から2020/05/17までの合計24626レースをもとに集計しています。

BMSがキングヘイローである馬の戦績

集計期間中に芝の競争に出走の記録がある、BMSがキングヘイローである馬は138頭。

G1ホースはいませんが、重賞ウィナーはジョースクリクトリとディープボンド。

ランキングでいうとディープボンドが4番目なのでBMSとしてのキングヘイローはそれほどの成果をあげているとはいえません。

賞金ベースでソートした上位10頭のみ記載しています。

馬名 戦績 賞金
ジョーストリクトリ 4-0-0-13 102340000
ローレルベローチェ 3-1-0-7 72500000
ナルハヤ 3-5-9-12 68127000
ディープボンド 2-1-1-2 65818000
キタサンエピソード 1-3-6-17 49076000
ジョーマンデリン 3-1-1-5 41856000
クラヴィスオレア 2-1-2-6 34690000
シュピールカルテ 1-5-2-12 22970000
シゲルベンガルトラ 1-2-2-6 21823000
リノワールド 2-1-1-12 20729000

ちなみにディープボンドの同期にBMSがキングヘイローの馬は26頭がデビューしていて、勝ち上がったのは4頭のみ。

2勝馬もディープボンドという現状です。

賞金ベースでソートした上位5頭のみ記載しています。

オシリスブレインあたりはそう遠くないうちに2勝目をあげるのではないでしょうか。

馬名 種牡馬 戦績 賞金
ディープボンド キズナ 2-1-1-2 65818000
オシリスブレイン バゴ Bago 1-2-1-1 12800000
テンジュイン ジョーカプチーノ 0-1-5-6 9500000
スマートクラージュ ディープインパクト 1-1-0-1 7500000
ヴィディア オルフェーヴル 1-1-0-1 7100000

BMSがキングヘイローである馬の距離実績

ディープボンドはクラシックレースに出走する馬なので、例によって芝のみの距離実績集計します。

出走回数、勝利数ともに1200mの実績がNo.1。

以下、マイル、1400mと続きます。

芝2200mの実績はディープボンドのものです。

条件 出走回数 戦績 賞金
芝1200 208 14-13-20-159 275277000
芝1600 111 9-7-5-90 170669000
芝1400 88 4-9-8-67 80204000
芝1800 79 2-10-4-63 67375000
芝2000 82 4-4-9-65 59639000
芝2200 13 1-0-1-11 57766000
芝2600 12 0-0-3-9 5500000
芝2400 4 0-1-0-3 4552000
芝1500 6 0-0-1-5 4041000
芝1000 14 0-0-0-14 2950000
芝2300 1 0-0-0-1

ディープボンドと同世代の数字も見ておきましょう。

今度は条件に競馬場も追加しています。

ディープボンドと同世代の実績は勝利数自体が5勝でしたので、結果は以下の通りになります。

馬券に絡んだ実績がある条件のみ記載しています。

条件 競馬場 出走回数 戦績 賞金
芝2200 京都 1 1-0-0-0 54966000
芝1600 東京 7 1-2-0-4 11000000
芝1600 阪神 6 1-2-0-3 9100000
芝2000 京都 5 1-0-2-2 8100000
芝1600 中京 1 1-0-0-0 5100000
芝1200 福島 3 0-0-3-0 4400000
芝1600 中山 6 0-1-1-4 4400000
芝2400 阪神 1 0-1-0-0 4052000
芝1200 中山 3 0-1-1-1 3300000
芝1600 新潟 1 0-1-0-0 2800000
芝1400 阪神 2 0-0-1-1 2550000
芝1800 京都 1 0-1-0-0 2400000
芝1200 小倉 7 0-0-1-6 2050000
芝1400 中京 1 0-0-1-0 1800000

ディープボンド自身、しぶとい脚を使うと評価されています。

それは長距離適性があるということなのかどうかは定かではありません。

ただ、短距離向きではないのだけは確かなようです。

ディープボンドの兄姉の実績

ディープボンドの上には2頭います。

生年 馬名 性別 種牡馬
2016 タイセイアヴァンセ ハービンジャー
2015 ダンケシェーン ヘニーヒューズ

ディープボンドを除く距離実績と戦績は以下の通り。

馬名 戦績 賞金
ダンケシェーン 2-1-1-12 26452000
タイセイアヴァンセ 0-0-3-13 6150000

ディープボンド以外のゼフィランサス(ディープボンドの母馬)産駒は芝で1着になった実績はありません。

距離 戦績 賞金
ダ1400 1-1-1-5 13952000
ダ1600 1-0-0-4 11000000
芝2000 0-0-1-7 2550000
芝2600 0-0-1-4 2300000
ダ1700 0-0-0-3 1500000
芝2200 0-0-1-0 1300000
芝1800 0-0-0-1
芝1200 0-0-0-1

京都新聞杯を勝った馬のその後のキャリア

集計期間中、キズナ、ロジャーバローズの2頭が京都新聞杯経由でダービー馬になっています。

2015年の優勝馬であるサトノラーゼンはダービーで2着。キズナが優勝した2013年のレースで2着になったペプチドアマゾンはダービーで4着でした。

しかし、キズナにしろ、ロジャーバローズにしろ、京都新聞杯の前のレースは皐月賞ではありませんでした。

皐月賞経由で京都新聞杯に出走し1着になったのは集計期間中、ディープボンドだけです。

タフといえばそうなのでしょうけれども、上積みを期待するのは無理があるでしょう。

京都新聞杯に勝ってダービーに出走し、その後活躍したといえるのはキズナとステイフーリッシュくらい。

ここで詰めて使った反動が秋以降のコンディションにどのように影響するか。

ちなみに、集計期間中に行われた京都新聞杯の優勝馬が、その年の菊花賞に出走し馬券に絡んだことはありませんでした。

まとめ

流れも良かったし、しぶとい脚を使える馬ですから、直線で並んだら大丈夫だろうと思っていました。―京都新聞杯 1着後のコメント

スタミナ勝負に持ち込みたくて、ペースも遅く、自分から動いていきました。勝ち馬にしぶとく詰め寄っていますし、長い距離もやれそうです。―アザレア賞 2着後のコメント

ディープボンドの良さについて同馬の主戦ジョッキーである和田騎手は、スタミナに裏付けられたしぶとさをあげています。

しかし、ディープボンドの良さをいかすにはある程度条件が揃わないと厳しそうです。

ポジションが取れず動くに動けないポジションに入り込んでしまったり、決め手もある馬が相手となると当然分が悪くなります。

そういう意味ではダービーよりも距離の長くて競走のレベルが下がる菊花賞の方がディープボンドにとって良さそうです。