アドマイヤマーズの距離適性を血統的な側面から集計

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昨年末の香港マイルから安田記念に参戦するアドマイヤマーズ

半年ぶりのレースとなります。

香港マイルでは安田記念にも出走するインディチャンプやノームコア、ペルシアンナイトらを下し優勝。

5番人気と評価を落としていたのは、その前のレースの内容が不甲斐ないものだったからでしょう。

直線で左にもたれていて全然伸びませんでした。敗因はわかりません。とデムーロ。

久々もあったと思う、と鞍上も調教師も敗因について口にしていました。

2020年度安田記念は過去最長のブランクで迎えることになります。

2013/01から2020/05/24までの合計24695レースをもとに集計しています。

BMSであるメディシアンの日本における種牡馬としての実績

アドマイヤマーズのBMSであるメディシアンの種牡馬としての実績は以下の通り。

生年 馬名 性別 戦績 賞金
2008 アルベルティ 1-4-3-14 42306000
2012 コスモピーコック 2-1-3-17 28993000
2011 ダノンロンシャン 0-5-2-16 16250000
2013 エアオブザドラゴン 1-0-0-13 4800000
2012 イッツマイン 0-1-1-7 3200000
2010 メイショウゴリン 0-0-0-7

頭数自体が少なく、2018年に出走の記録があるのを最後に更新されておらず、現役の産駒はおそらくいません。

アルベルティは集計期間以前の2011年にデビューし、その期間の勝利を含めるとトータルで3勝をあげました。

実績はダートの短距離に偏っています。

コスモピーコックも同じくダートで実績があります。

先ほどの集計に芝での実績という条件を加えると、結果は以下の通り。

生年 馬名 性別 戦績 賞金
2012 コスモピーコック 1-0-2-6 12741000
2011 ダノンロンシャン 0-3-1-10 10050000
2013 エアオブザドラゴン 1-0-0-13 4800000
2010 メイショウゴリン 0-0-0-7
2012 イッツマイン 0-0-0-2
2008 アルベルティ 0-0-0-1

日本における種牡馬としての実績には特に見るべき点はありません。

BMSがメディシアンである馬の実績

あくまでも集計期間中でのはなしですが、BMSがメディシアンという馬は12頭。

そのうち勝ち上がったのは6頭。

メディシアンを父に持つ繫殖牝馬の数は5頭で、そのうち勝ち馬を輩出したのはアドマイヤマーズの母であるヴィアメディチとシューマの2頭。

いずれもノーザンファームの所有馬です。

生年 馬名 母馬 戦績
2016 アドマイヤマーズ ヴィアメディチ 5-1-0-2
2015 ブレステイキング シユーマ 4-1-3-5
2014 ヘリファルテ シユーマ 4-1-0-6
2015 フレッチア ヴィアメディチ 3-2-1-5
2016 メッシーナ シユーマ 2-1-3-3
2017 ペルラネーラ シユーマ 1-0-0-2

重賞を勝っているのはアドマイヤマーズのみですが、ブレステイキング、ヘリファルテの募集総額は1億2000万。

その評価額に見合う活躍はしていませんが、シユーマの産駒はいずれも複数勝利をあげています。

アドマイヤマーズの兄弟の実績について

アドマイヤマーズのひとつ上にフレッチア、ひとつ下にアロハヌイロア。

3頭はともにセレクトセールで取引されています。

生年 性別 馬名
2016 アドマイヤマーズ ダイワメジャー
2015 フレッチア Dansili
2017 アロハヌイロア キンシャサノキセキ

キンシャサノキセキ産駒のアロハヌイロアは3歳の4月デビューでキャリアは1戦で未勝利。

ダンシリ産駒のフレッチアは未勝利から3連勝。

そこから伸び悩んでいます。

3歳の秋からなので結構な期間です。

距離実績は以下の通り

競馬場 距離 戦績 賞金
中山 芝1600 2-1-1-1 24387000
東京 芝1400 1-1-0-2 19106000
阪神 芝1200 0-0-0-1
京都 芝1200 0-0-0-1

降級もなくなりましたし、今後は伸びしろのある3歳馬も競走に加わってきます。

3勝クラスからの昇格は難しいでしょう。

中山のマイルか東京の1400m。

運が良ければ上位を賑わせることができるかもしれません。

アドマイヤマーズの距離実績

マイルでしか勝っていません。

昨年の富士Sに負けていなければ、マイルでは無敗だったということになります。

香港マイルでの結果は集計には含まれていません。

競馬中 距離 戦績 賞金
東京 芝1600 1-0-0-1 108906000
阪神 芝1600 1-0-0-0 71064000
京都 芝1600 1-0-0-0 38322000
中京 芝1600 2-0-0-0 23161000
中山 芝2000 0-0-0-1 17000000
東京 芝1800 0-1-0-0 15072000

まとめ

気になるのは富士Sの敗戦。

直線で左にもたれていて全然伸びませんでした。敗因はわかりません。馬場は気にしていませんでしたが、今回久々ということもあったのかもしれません。使って良くなりそうですと騎乗したデムーロ。

馬場は問題なかったですが、終始力んで走っていました。久々もあると思います。と管理する友道調教師はコメント。

本年度はここまで管理馬を11回G1レースに出走させて1度も馬券に絡んでいない友道厩舎。

騎乗予定の川田将雅騎手もここまで7回G1レースに騎乗し、馬券に絡んだ実績はゼロ。

ダノンプレミアム、ダノンスマッシュといったかつての主戦を務めていた馬たちは他の騎手が騎乗することになりました。

アドマイヤマーズの脚質からいって逃げないまでも自分でレースを動かしペースをコントロールしたいところでしょう。

スタートがカギになりそうです。

富士Sと同じ轍は踏まない備え。

それができていれば、馬とジョッキーの実力からいってアーモンドアイを脅かすことができても不思議はありません。