2020年度版 麦秋ステークスの予想に役立つかもしれないデータ

2020年度麦秋Sに関する、自分で調べるにはちょっと面倒かな、という程度のデータを集計しました。
予想に足しくらいになれば、と思います。
集計期間中に行われた麦秋Sの条件は以下の通り。
2015年に同レースは行われておらず、2016年だけ1600mでの競走になっています。
年月日 | 頭数 | 馬場 | 勝ち時計 |
---|---|---|---|
2019/06/02 | 16 | 良 | 1:23.5 |
2018/06/02 | 16 | 良 | 1:23.9 |
2017/06/03 | 16 | 良 | 1:23.5 |
2016/06/04 | 14 | 良 | 1:36.9 |
2014/06/07 | 11 | 不 | 1:22.5 |
2013/06/01 | 16 | 良 | 1:23.7 |
2013/01から2020/05/31までの合計24741レースをもとに集計しています。
CONTENTS
麦秋ステークスにおける人気別成績
1番人気馬が5勝、2番人気が1勝。
集計期間中はハンデ戦ではなく別定で行われています。
人気 | 戦績 |
---|---|
1 | 5-1-0 |
2 | 1-0-1 |
3 | 0-1-0 |
4 | 0-1-0 |
5 | 0-1-1 |
6 | 0-0-1 |
7 | 0-1-1 |
10 | 0-1-0 |
11 | 0-1-0 |
12 | 0-0-1 |
馬券に絡んだ人気の組み合わせは以下の通り。
2019年度は1番人気のミッキーワイルドが1着。
11番人気のサザンヴィグラスが2着で先行した5番人気のハルクンノテソーロが3着でした。
先述通り、1番人気馬が馬券に絡めなかったのは2013年のみです。
ハンデ戦で行われる2020年はあまり当てにならないかもしれません。
年度 | 組み合わせ |
---|---|
2019 | 1-11-5 |
2018 | 1-4-2 |
2017 | 1-7-6 |
2016 | 1-10-12 |
2014 | 1-3-7 |
2013 | 3-5-7 |
麦秋ステークスと同じ条件で最も実績をあげている馬
オンザロックスの連帯率は100%。
勝ちこそありませんが、タフに走り続けて戦績は安定しています。
エピックアンは後方からレースを進めるタイプなので展開に左右されるところがあります。
今回は昇級戦で距離は前走から1ハロン伸びます。
馬名 | 出走回数 | 戦績 | 賞金 |
---|---|---|---|
オンザロックス | 3 | 0-3-0 | 16622000 |
エピックアン | 7 | 1-1-0 | 15900000 |
ラレータ | 5 | 1-1-0 | 9850000 |
セイウンクールガイ | 3 | 0-0-0 | 3500000 |
エターナルフレイム | 2 | 0-0-1 | 2250000 |
バーンフライ | 5 | 0-0-0 | 1820000 |
タイセイプレシャス | 4 | 0-0-0 | 500000 |
ハーグリーブス | 1 | 0-0-0 | |
コウエイアンカ | 1 | 0-0-0 |
麦秋ステークスが行われる条件のリーディングサイアー
以下集計表は2019年以降の成績に基づいています。
1位はロードカナロア。
2020年度の出走馬のなかにロードカナロア産駒はいません。
2位のヘニーヒューズ、サウスヴィグラス産駒もおらず、クロフネ産駒はエピックアンとサンライズナイトの2頭。
ゴールドアリュール産駒はコントレイルの兄であるバーンフライ。
鞍上がレーンに代わってどんな競馬をするか興味深いですが、距離は微妙なところではないでしょうか。
便宜上、賞金ベースでソートした上位10頭のみ記載しています。
馬名 | 出走回数 | 戦績 | 賞金 |
---|---|---|---|
ロードカナロア | 63 | 12-3-5 | 168307000 |
ヘニーヒューズ | 84 | 11-7-5 | 158292000 |
サウスヴィグラス | 64 | 6-7-6 | 127019000 |
クロフネ | 51 | 3-8-8 | 87744000 |
キンシャサノキセキ | 70 | 5-4-4 | 85945000 |
パイロ | 66 | 3-8-6 | 72522000 |
ゴールドアリュール | 70 | 5-5-7 | 72488000 |
キングカメハメハ | 28 | 2-3-3 | 60367000 |
タイムパラドックス | 31 | 3-0-0 | 55622000 |
Spring At Last | 2 | 1-1-0 | 53740000 |
麦秋ステークスに騎乗する騎手限定リーディングジョッキー
以下の集計表は麦秋ステークスに騎乗する騎手の2020年度5月の騎乗成績です。
やはり、ルメールとレーンの成績が拮抗しています。
勝利数は同じですが、獲得賞金ではルメールが上。
勝利数では3番手の岩田望来騎手ですが、騎乗馬はエルプシャフトで斤量は56キロ。
コントレイルでダービーを勝ち賞金面で3位の福永騎手はノヴェリスト産駒のシェパードボーイに騎乗します。
騎手名 | 騎乗回数 | 戦績 | 賞金 | 勝率/連対率 |
---|---|---|---|---|
C.ルメール | 80 | 20-15-10 | 587713000 | 25.0% / 43.8% |
D.レーン | 73 | 20-9-11 | 439580000 | 27.4% / 39.7% |
福永祐一 | 41 | 5-4-6 | 318728000 | 12.2% / 22.0% |
北村友一 | 61 | 8-5-9 | 220180000 | 13.1% / 21.3% |
川田将雅 | 37 | 7-8-3 | 181933000 | 18.9% / 40.5% |
池添謙一 | 46 | 9-4-3 | 168523000 | 19.6% / 28.3% |
岩田望来 | 89 | 12-1-13 | 140499000 | 13.5% / 14.6% |
田辺裕信 | 83 | 6-9-7 | 134618000 | 7.2% / 18.1% |
北村宏司 | 68 | 4-6-4 | 86991000 | 5.9% / 14.7% |
横山和生 | 57 | 1-3-2 | 74843000 | 1.8% / 7.0% |
内田博幸 | 68 | 3-6-5 | 61233000 | 4.4% / 13.2% |
石橋脩 | 53 | 2-4-3 | 54325000 | 3.8% / 11.3% |
野中悠太郎 | 66 | 1-5-7 | 40258000 | 1.5% / 9.1% |
石川裕紀人 | 49 | 1-4-1 | 39686000 | 2.0% / 10.2% |
菅原明良 | 69 | 1-4-5 | 31170000 | 1.4% / 7.2% |
岩崎翼 | 16 | 1-0-0 | 19067000 | 6.3% / 6.3% |
麦秋ステークスにエントリーしている調教師限定リーディングトレーナー
コントレイルでダービーを勝った矢作厩舎が1位。
コントレイルの兄であるゴールドアリュール産駒のバーンフライが出走します。
難しい状況下で矢作厩舎が管理馬を出走させてきた回数は集計のなかでも群を抜いています。
それだけアクティブであったというふうにとらえれば、プラスアルファのようなものも見込んでいいのかもしれません。
勝率と連帯率に限れば高木登厩舎。
エターナルフレイムというフレンチデピュティ産駒を出走させます。
調教師 | 出馬回数 | 戦績 | 賞金 | 勝率/連対率 |
---|---|---|---|---|
矢作芳人 | 54 | 8-4-6 | 406703000 | 14.8% / 22.2% |
大久保龍志 | 30 | 3-4-3 | 117436000 | 10.0% / 23.3% |
角居勝彦 | 27 | 2-1-3 | 76081000 | 7.4% / 11.1% |
高木登 | 29 | 5-4-5 | 56739000 | 17.2% / 31.0% |
石坂正 | 27 | 2-4-2 | 51359000 | 7.4% / 22.2% |
森田直行 | 34 | 2-4-3 | 50276000 | 5.9% / 17.6% |
池上昌和 | 22 | 3-3-1 | 43898000 | 13.6% / 27.3% |
尾関知人 | 27 | 2-1-2 | 34918000 | 7.4% / 11.1% |
飯田祐史 | 22 | 3-1-2 | 29336000 | 13.6% / 18.2% |
大和田成 | 27 | 1-0-0 | 24720000 | 3.7% / 3.7% |
栗田徹 | 25 | 2-1-1 | 23340000 | 8.0% / 12.0% |
森秀行 | 32 | 1-2-1 | 18930000 | 3.1% / 9.4% |
奥平雅士 | 25 | 2-1-1 | 14780000 | 8.0% / 12.0% |
林徹 | 20 | 1-1-1 | 10230000 | 5.0% / 10.0% |
橋田満 | 17 | 0-0-3 | 9990000 | 0.0% / 0.0% |
まとめ
麦秋ステークスの条件はいわゆるワンターン。
履歴を見ると逃げた馬が6回中3回勝っています。
極端な追い込みは決まっておらず、中団かそれよりも前でレースを進められる馬が有利な傾向があります。
最も先行力があるのはおそらくロンドンテソーロでしょう。
状況を見ながら自在に立ち回ることができそうですが、距離が微妙。
メイショウコゴミにも先行力があり、斤量面での恩恵もありますが東京は初めて。
どの馬もそれほどハンデ差がアドバンテージになりそうな感じはありません。
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