2020年度版 エプソムカップの予想に役立つかもしれないデータ

2020年度エプソムカップに関する、自分で調べるにはちょっと面倒かな、という程度のデータを集計しました。
予想の足しくらいになれば、と思います。
集計期間中に行われたエプソムカップの条件は以下の通り。
2020年度はおそらく不良馬場で行われることになりそうです。
年月日 | 頭数 | 馬場 | 勝ち時計 |
---|---|---|---|
2019/06/09 | 13 | 稍 | 1:49.1 |
2018/06/10 | 16 | 重 | 1:47.4 |
2017/06/11 | 18 | 良 | 1:45.9 |
2016/06/12 | 18 | 良 | 1:46.2 |
2015/06/14 | 13 | 良 | 1:45.4 |
2014/06/15 | 17 | 良 | 1:46.2 |
2013/06/09 | 14 | 良 | 1:45.7 |
2013/01から2020/06/07までの合計24787レースをもとに集計しています。
CONTENTS
エプソムカップにおける人気別成績
集計期間中のエプソムカップに関していえば、8番人気までで決着しています。
勝ちがあるのは5番人気まで。
この数字だけをみればそれほど荒れないレースという印象です。
人気 | 戦績 |
---|---|
1 | 1-2-1 |
2 | 3-0-0 |
3 | 0-2-0 |
4 | 1-2-1 |
5 | 2-0-1 |
6 | 0-0-2 |
7 | 0-1-1 |
8 | 0-0-1 |
決着の組み合わせを見ても、5番人気のレイエンダ、7番人気のサラキアの1、2着で決まった2019年度がもっとも荒れた感じになっています。
別定の東京の芝1800mのG3レースに荒れる要素を期待する方が無理があるのかもしれませんが、馬場が不良ともなるといくらか事情は変わりそうです。
年度 | 組み合わせ |
---|---|
2019 | 5-7-1 |
2018 | 2-4-5 |
2017 | 5-1-6 |
2016 | 1-3-6 |
2015 | 2-1-4 |
2014 | 2-4-8 |
2013 | 4-3-7 |
エプソムカップと同じ条件で最も実績をあげている馬
重賞レースで結果を出せないダイワキャグニーの成績が1位。
サトノアーサーは2018年度の勝ち馬。
アイスストームとこの条件はぴったりな感じですが、決め手で勝負する馬だけに馬場コンディションが心配なところです。
昨年の1番人気馬であるソーグリッタリングと同レースの条件は合っていそうですが、川田騎手が騎乗しない点が気になるところです。
馬名 | 出走回数 | 戦績 | 賞金 |
---|---|---|---|
ダイワキャグニー | 7 | 4-0-0 | 75896000 |
サトノアーサー | 3 | 1-0-1 | 47608000 |
アイスストーム | 3 | 2-0-1 | 43334000 |
レイエンダ | 2 | 1-0-0 | 41497000 |
ソーグリッタリング | 3 | 0-1-1 | 19753000 |
サラキア | 1 | 0-1-0 | 16142000 |
ピースワンパラディ | 1 | 1-0-0 | 15294000 |
マイネルハニー | 2 | 0-0-1 | 10091000 |
エメラルファイト | 2 | 0-0-1 | 6432000 |
ゴーフォザサミット | 2 | 0-0-0 | 5700000 |
トーラスジェミニ | 2 | 0-0-0 | 2400000 |
マイネルファンロン | 2 | 0-0-0 | 1820000 |
サトノガーネット | 1 | 0-0-0 | |
ギベオン | 1 | 0-0-0 | |
アトミックフォース | 1 | 0-0-0 |
エプソムカップ限定リーディングサイアー
エプソムカップと限定しても結果はディープインパクト産駒が1位。
サトノガーネット、ギベオン、サトノアーサー、サラキアの4頭が出走します。
キングカメハメハ産駒はダイワキャグニーとレイエンダ。
ステイゴールド産駒にはソーグリッタリングとマイネルファンロンがいます。
便宜上、産駒が馬券に絡んだ実績のある種牡馬のみ記載しています。
種牡馬名 | 出走回数 | キャリア | 賞金 |
---|---|---|---|
ディープインパクト | 23 | 3-2-2 | 183102000 |
ダンスインザダーク | 4 | 1-0-1 | 54636000 |
キングカメハメハ | 4 | 1-0-0 | 47697000 |
マンハッタンカフェ | 3 | 1-0-0 | 41637000 |
Kitten’s Joy | 1 | 1-0-0 | 41637000 |
ステイゴールド | 10 | 0-0-2 | 26362000 |
ダイワメジャー | 4 | 0-1-0 | 22382000 |
Redoute’s Choice | 3 | 0-1-0 | 22182000 |
ハーツクライ | 4 | 0-1-0 | 20256000 |
チーフベアハート | 1 | 0-1-0 | 16180000 |
アドマイヤムーン | 2 | 0-1-0 | 16160000 |
マツリダゴッホ | 1 | 0-0-1 | 10091000 |
ラスカルスズカ | 1 | 0-0-1 | 10078000 |
エプソムカップに騎乗する騎手限定リーディングジョッキー
以下の集計表はエプソムカップに騎乗する騎手の2020年度5月以降の騎乗成績です。
ルメール、レーン両騎手は別格。
ルメール騎手は昨年の優勝馬であるレイエンダ。
レーン騎手は一昨年の優勝馬であるサトノアーサーに騎乗します。
ソーグリッタリングは優勝候補の1頭ですが、鞍上は藤井騎手。
池江厩舎の馬で結果を残していますが、ここ一カ月の成績でいえば下から数えた方が早い順位です。
ピースワンパラディは不良馬場での実績がありますが、鞍上は津村騎手。
同馬には初騎乗ですが、ジョッキーのコンディションは今一つといった感じでしょうか。
騎手名 | 騎乗回数 | 戦績 | 賞金 | 勝率/連対率 |
---|---|---|---|---|
C.ルメール | 97 | 26-16-10 | 715354000 | 26.8% / 43.3% |
D.レーン | 88 | 22-10-15 | 466415000 | 25.0% / 36.4% |
三浦皇成 | 92 | 11-12-6 | 224425000 | 12.0% / 25.0% |
武豊 | 72 | 8-8-8 | 170279000 | 11.1% / 22.2% |
田辺裕信 | 95 | 8-11-9 | 159128000 | 8.4% / 20.0% |
岩田望来 | 100 | 14-1-14 | 157509000 | 14.0% / 15.0% |
武藤雅 | 68 | 4-7-5 | 101903000 | 5.9% / 16.2% |
北村宏司 | 77 | 4-6-5 | 88801000 | 5.2% / 13.0% |
吉田豊 | 68 | 4-4-4 | 84698000 | 5.9% / 11.8% |
内田博幸 | 78 | 4-7-6 | 80553000 | 5.1% / 14.1% |
石橋脩 | 60 | 2-5-5 | 68144000 | 3.3% / 11.7% |
津村明秀 | 38 | 2-3-5 | 65240000 | 5.3% / 13.2% |
野中悠太郎 | 71 | 2-6-7 | 50018000 | 2.8% / 11.3% |
藤井勘一郎 | 70 | 3-5-2 | 41560000 | 4.3% / 11.4% |
石川裕紀人 | 57 | 1-4-1 | 40386000 | 1.8% / 8.8% |
戸崎圭太 | 19 | 2-1-1 | 30600000 | 10.5% / 15.8% |
木幡育也 | 84 | 2-3-2 | 26920000 | 2.4% / 6.0% |
エプソムカップにエントリーしている調教師限定リーディングトレーナー
以下の集計表は2020年度5月以降の成績です。
矢作厩舎はコントレイルで2020年度日本ダービーを制覇。
相変わらず順調ですが、出走するサトノアーネットはこのレベルでは厳しいのではないでしょうか。
勝率、連帯率で圧倒的なのは藤沢厩舎。
グランアレグリアで安田記念を勝ちました。
昨年の優勝馬であるレイエンダを鞍上ルメールで出走させます。
もう一頭、2018年度青葉賞で勝って以降、馬券に絡むことができていないゴーフォザサミットも出走します。
調教師 | 出馬回数 | 戦績 | 賞金 | 勝率/連対率 |
---|---|---|---|---|
矢作芳人 | 62 | 9-5-7 | 431767000 | 14.5% / 22.6% |
手塚貴久 | 35 | 4-3-2 | 242428000 | 11.4% / 20.0% |
藤沢和雄 | 32 | 8-5-2 | 237189000 | 25.0% / 40.6% |
池江泰寿 | 39 | 2-5-4 | 123867000 | 5.1% / 17.9% |
池添学 | 32 | 5-2-3 | 109076000 | 15.6% / 21.9% |
相沢郁 | 37 | 6-4-5 | 93204000 | 16.2% / 27.0% |
菊沢隆徳 | 31 | 1-4-3 | 82213000 | 3.2% / 16.1% |
斎藤誠 | 51 | 2-5-6 | 78012000 | 3.9% / 13.7% |
中内田充正 | 21 | 2-3-2 | 69125000 | 9.5% / 23.8% |
吉村圭司 | 27 | 3-2-2 | 65068000 | 11.1% / 18.5% |
大竹正博 | 24 | 3-1-5 | 53235000 | 12.5% / 16.7% |
藤原英昭 | 24 | 2-0-1 | 50484000 | 8.3% / 8.3% |
武藤善則 | 30 | 1-4-1 | 44656000 | 3.3% / 16.7% |
栗田徹 | 27 | 3-2-1 | 41760000 | 11.1% / 18.5% |
小桧山悟 | 47 | 0-0-1 | 9870000 | 0.0% / 0.0% |
まとめ
ペースを握るのはアトミックフォース、トーラスジェミニ、ダイワキャグニー、サラキアの何れかでしょう。
サラキアは昨年度のエプソムカップにおいて2番手を追走していたレイエンダに逃がしてもらう形になりましたが、本年度は同じような展開にはならないはずです。
気になるのは馬場状態と適性。
最後に2020年度エプソムカップに出走馬の芝のレースにおける重、不良馬場の成績を記載しておきます。
馬名 | 出走回数 | 戦績 | 賞金 |
---|---|---|---|
サトノアーサー | 3 | 1-1-1 | 63191000 |
マイネルファンロン | 2 | 1-0-0 | 7600000 |
アンドラステ | 1 | 1-0-0 | 7500000 |
マイネルハニー | 2 | 1-0-0 | 7000000 |
ダイワキャグニー | 2 | 0-0-0 | |
サラキア | 1 | 0-0-0 | |
ゴーフォザサミット | 1 | 0-0-0 | |
アトミックフォース | 2 | 0-0-0 |
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