重賞初制覇に挑むタイセイアベニールの問題点 2020年度北九州記念

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タイセイアベニールは5歳のベーカバド産駒の牡馬。

北九州記念で重賞初制覇に挑みます。

重賞競走への出走は4回目。

競走のレベルでいうと、キャリアで最も高いレースになりそうです。

2番人気だった前走が案外な内容だっただけに、北九州記念はタイセイアベニールにとって分岐点になりそうです。

2013/01から2020/08/09までの合計25417レースをもとに集計しています。

CBC賞の敗因

タイセイアベニールが中団よりも後ろでレースを進めざるをえない理由は、二の脚が遅いから。

今日は前が止まらない馬場で、前半はなかなかポジションを取れず、行き脚がつきませんでした。

CBC賞のレース後、騎乗した松山騎手は敗因についてコメントしました。

もう少し前目のポジションにつけたかったです。よく来てはいますが、前半のポジションが取れない分、厳しかったです

北九州記念ではテンのスピードはさらに早くなるでしょう。

コンディションは更に上向いているようですが、展開の助けが必要であることを陣営は付け加えています。

タイセイアベニールの弱点とその裏付け

1200mのレースはワンターン。

おそらくタイセイアベニールにとって最初のコーナーに入るまでの位置取りが大事になっていきます。

スタートは上手。

ここ2戦騎乗している松山騎手は口にしています。

が、先述の通り二の脚が遅い。

北九州記念は有利ではない17番からの出走。

後ろから数えた方が早い位置取りになる可能性はかなり高いです。

集計期間中の北九州記念において、最後位から連帯したのは14番手から2着になった2013年度のニンジャのみ。

二桁番手から勝ったのは10番手から差し切った、2013年のツルマルレオンと2016年のバクシンテイオーがいます。

北九州記念を逃げ切ることができた馬はいませんでした。

モズスーパーフレアが内の速い馬たちを行かせてそれを見る形になったとしても外にはジョーカナチャンがいます。

これに被せられることを避けようとするならば、緩いペースにはならないでしょう。

それがタイセイアベニールにとって好都合になるかどうかはわかりませんが、

良いポジションをとることはできないという割り切りは必要でしょう。

まとめ

タイセイアベニールはパワータイプであるとは管理する西村真幸調教師。

オープンクラスでの初勝利となった鞍馬Sでは良い位置につけて速い時計にも対応できての勝利。

しかし、12頭立てでレース自体、一つ前の春雷Sよりも低いレベルでした。

スタートは出る、ここ3戦に騎乗したジョッキーは口を揃えています。

が、二の脚は速くない。行き脚がつかない。これも同様です。

重賞クラスでのラップにおいては良いポジションが取れず後手に回ってしまう。

このウィークポイントをどのように克服するか?

北九州記念は小回りの時計勝負のスプリント戦で、しかもフルゲート。

秋のG1に向けてトップスプリンターが始動する時期に行われるレースでは、わかりやすい弱点のあるタイセイアベニールにとって分が悪そうです。