ダイアトニックと武豊騎手の相性

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ダイアトニックで勝った函館スプリントSについて武豊騎手は

最高のコミュニケーションが取れた

はじめて乗ったけど、かなり高いスプリント能力がある。

とスプリンターとしてのダイアトニックを絶賛。

ダイアトニックは安田隆行厩舎の所属馬で、オーナーはシルクレーシング。

集計期間中、この組み合わせの馬に武豊騎手が騎乗したのはこの1回のみ。

手が合うことを見込まれての起用だとみていいでしょう。

武豊騎手にとってここまでバチっとはまる相棒はキタサンブラック以来といっていいかもしれません。

2013/01から2020/08/23までの合計25486レースをもとに集計しています。

武豊騎手のスプリント重賞における成績

集計期間中、武豊騎手は芝1200mの条件で行われた重賞レースに53戦騎乗。

6勝2着が2回、3着が4回。

1着の内訳は以下の通り。

年度 レース 馬名 馬齢
2020 函館スプリントS(G3) ダイアトニック 牡5
2018 小倉2歳S(G3) ファンタジスト 牡2
2017 小倉2歳S(G3) アサクサゲンキ 牡2
2017 TV西日本北九州記念(G3) ダイアナヘイロー 牝4
2017 シルクロードS(G3) ダンスディレクター 牡7
2015 TV西日本北九州記念(G3) ベルカント 牝4

古馬の牡馬となると、2017年のダンスディレクター以来の勝利。

これらの馬たちに共通している点といえば、前向きであるということ。

ダンスディレクターは芝1200mという距離でさえ、折り合いに難儀するような馬でした。

安田隆行厩舎の馬に騎乗した際の武豊騎手の成績

ダイアトニックを管理する安田隆行厩舎の馬に騎乗する機会はれほどないんじゃないかという印象。

実際のところを年度別にみると、結果は以下の通り。

年度 騎乗回数 戦績 賞金
2020 6 2-1-1-2 51867000
2019 3 0-0-0-3 750000
2018 6 0-2-3-1 20381000
2017 7 0-3-0-4 12450000
2016 11 1-1-1-8 22982000
2015 2 1-0-0-1 4000000
2014 2 0-0-0-2
2013 9 2-2-1-4 23250000

集計期間中でいえば、2020年度の戦績が断トツ。

それくらい同厩舎の馬には騎乗していません。

シルクレーシングと武豊騎手の成績

この組み合わせもあまり印象がありません。

2020年度のクロッカスSで後にNHKマイルを優勝したラウダシオンに騎乗し1着。

それ以前となると2018年、飛鳥Sでトリコロールブルに騎乗し1着。

以下集計結果です。

年度 騎乗回数 戦績 賞金
2020 10 2-1-0-7 77009000
2019 13 0-4-2-7 25371000
2018 6 2-0-1-3 29784000
2017 6 0-1-1-4 3300000
2016 4 0-0-1-3 4200000
2014 2 0-0-0-2
2013 5 0-0-0-5 2600000

トータルで4勝。

残りの1勝は角居厩舎のマグナレガーロの新馬戦であげたものです。

まとめ

函館スプリントSを前にダイアトニックのコンディションについて岩本助手は

以前と違ってトモ(後肢)がしっかりしてきたし、スタートも良くなっているから小回りも大丈夫。今は四肢全部を使って走れていますよ

とコメント

この馬はどこまでポジティブなんだよ、って思うくらい性格が前向き。

レースではコメントどおりの走りが再現されています。

冷静で、馬に無理かけることない。

馬のリズムをすごい重視している。

馬に対してはベスト

馬に対しては優しいジョッキー

元騎手の安藤勝己氏は武豊騎手をこのように評価。

競走馬として絶頂期を迎えつつあるダイアトニック。その段階で鞍上に起用された武豊騎手。

ダイアトニックにはペースに左右されないスピードがあり、高い操縦性も備わっています。

最も充実した状態で迎えることができるであろうスプリンターズSはG1タイトルを獲得できる絶好の機会。

ダノンスマッシュがじわりとスピードを上げる“高級セダン”なら、ダイアトニックは一気にトップスピードにもっていける“ポルシェ”(岩本助手)

先に出世をしたのはダノンスマッシュでしたが、現在では立場は逆転した感があります。

種牡馬になるだけでなく、種牡馬として成功を収める可能性を高めるには結果だけではなくインパクトも必要です。

武豊騎手がスプリンターズSでもダイアトニックに騎乗することができ、勝利と内容の両方を手にすることができたなら、馬と騎手のマッチングの重要性がクローズアップされることになるでしょう。